概要
新機能のリリース管理が、エンタープライズライセンスのお客様に対して提供されます。
管理者は、デフォルトで即リリースされる新機能を、検証期間が終わるまで「無効とロック」の状態にすることができます。
検証期間のデフォルト値は30日間で、管理者が何もしなければ30日後に新機能がZoomアカウント(テナント)内でリリースされ、その配下のZoomユーザーは新しい新機能を利用することになります。
- 機能リリース管理を理解する方法
- 制御リリースを有効または無効にする方法
- 電子メール通知を管理する方法
- 機能リリース管理で機能を手動で有効または無効にする方法
- アカウント設定で設定を表示する方法
- 最近自動的に有効になった機能を表示する方法
- 管理者がアカウントに加えた変更を表示する方法
前提条件
- アカウントオーナーまたは管理者権限
-
エンタープライズアカウント
注:必要なロールとエンタープライズアカウントを持つすべてのアカウントオーナーまたは管理者には、デフォルトでこの機能が備わっています。
新機能のリリース管理を理解する
管理者は、新しい機能/製品をリストアップしたコンソールビューで、これらの機能/製品を有効にするタイムラインを選択することができます。この評価タイムラインの間、管理者はコントロールされたリリースビューで機能/製品を有効または無効にすることができ、コンソールから機能/製品を削除することができます。
Zoomは、以下のガイドラインに基づいて、機能/製品を新機能のリリース管理コンソールに含めるべきかどうかを判断します。
- 新しい機能/製品には、Zoom Webポータルにアカウント設定のトグルがあります。
- 新しい機能/製品には、アカウント設定で有効(ON)になっているデフォルトのリリース動作があります。デフォルトのリリース動作が無効(OFF)の場合、新しい機能/製品は機能リリース制御に含まれません。
新しい機能/製品が上記のガイドラインに従っている場合、その機能/製品は機能リリース管理に含まれます。
新機能リリースの制御を有効にする方法
機能リリースコントロールは、新機能が自動的に有効になる前に設定された期間、新機能を無効にしてロックします。この期間中は、機能リリースコントロールコンソールから直接、機能を手動で有効または無効にすることができます。
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者として Zoom Web ポータルにサインインします。
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ナビゲーションメニューで[アカウント管理]>[機能リリースコントロール]の順にクリックします。
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[Release Settings]で、[Controlled Release]トグルをクリックして有効にします。
- 無効に設定する場合は、確認ダイアログが表示されます。
上記設定を有効にすると、Zoomによってリリースされた機能/製品が、機能/製品のリリース日に基づいて、機能リリースコントロールの画面に表示されます。新しくリリースされた機能/製品が機能リリースコントロールに含まれると、その機能がFeature Release Controls画面に残っている間、アカウント設定で無効/ロックに設定されます。
機能リリースコントロールを無効にした場合、新しい機能はZoomのデフォルトのリリーススケジュールを使用してリリースされます。
期限付きの有効化期間を選択
[Controlled Release]を有効にした後、 Timed Enablement Periodを選択する必要があります。
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[Controlled Release]の[Timed Enablement Period]で、ドロップダウンリストをクリックします。
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有効化期間を 30、60、90、または180日から選択します。
注: デフォルト設定は、管理者によって更新されるまで30日間に設定されています。
上記期間を選択すると、管理者が新しい機能/製品の有効化または無効化を選択しない限り、機能の強制的な有効化が選択した期間が過ぎたタイミングでリリースされます。期間中に有効化または無効化を行うと、有効化期間のオプトインまたはオプトアウトが行われます。
期間中に新しい機能/製品を手動で有効化または無効化しなかった場合、その機能/製品は、お客様が設定した時間指定リリース期間の終了時に自動的に有効になります(すべての制御リリース機能に対して)。つまり、機能/製品制御トグルは、時間指定された期間の終了時に自動的にONになるということです。
アカウント設定でリリース管理機能を有効にする
アカウント設定を編集する権限を持つ管理者は、[アカウント設定]で機能リリースコントロールを手動で有効にすることができます。
- アカウント設定を編集する権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューで、[アカウント管理]>[アカウント設定]の順にクリックします。
- 機能が属するタブをクリックします。
- 設定/カテゴリセクションを探し、有効にするリリース管理機能のトグルをクリックします。
- 確認ダイアログが表示された場合は、「有効化」する方向の選択肢をクリックして変更を確認します。
有効にすると、この機能は機能リリースコントロールから削除され、設定がすべてのグループとユーザーに対して有効になります。
注: グループまたはユーザーに対して以前に変更した設定は影響を受けません。
電子メール通知を管理する方法
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Controlled Releaseを有効にした後、 Timed Enablement PeriodでRemind meチェックボックスを選択します。
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自動リリースの何日前に電子メール通知を受け取るかを選択します。
注:設定範囲は[Timed Enablement Period]で設定した日数によって変わります。
Timed Enablement Periodが30Daysの場合:1~29
Timed Enablement Periodが60Daysの場合:1~59
Timed Enablement Periodが90Daysの場合:1~89
Timed Enablement Periodが180Daysの場合:1~179
- [電子メール]フィールドに電子メール アドレスを入力します。
- [保存]をクリックします。
-
(オプション) 電子メール アドレスを編集するには:
- 既存の電子メール アドレスで、鉛筆アイコンをクリックします。
- 新しいメールアドレスを入力してください。
- [保存]をクリックします。
選択した日数以内に(自動リリース前に)Zoomアカウント(テナント)で自動的に有効になる機能に関する電子メール通知が届きます。
新機能リリース管理機能を手動で有効にする方法
機能リリースコントロールでは、リリース日、機能(名前)、製品(名前)、自動有効化期間(日数)、およびアクション(有効または無効)の列が表示されます。自動有効化タイムラインを待つ代わりに、機能を手動で有効にすることができます。
新機能リリース管理機能を手動で有効にする
- [Feature Release Controls]コンソールで、[有効にする]をクリックすると確認ウィンドウが表示されます。
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確認ウィンドウで、[確認]をクリックします。
注: 選択した機能は、Zoomアカウント(テナント)設定内の組織に対して有効になります。
手動で有効にした機能は機能のリストから消え、機能の有効化が成功したことを示す通知がページの上部に表示されます。 - (オプション) 通知で、[設定の表示]をクリックします。有効にした機能の[アカウント設定]セクションが表示されます。
新機能リリース管理機能を手動で無効にする
- 機能リリースコントロールコンソールで、[無効にする]をクリックすると確認ウィンドウが表示されます。
-
確認ウィンドウで、[確認]をクリックします。
注: 選択した機能は、Zoomアカウント(テナント)設定内で組織に対して無効化およびロックされたままになります。
手動で無効にした機能は機能のリストから消え、機能の無効化が成功し、機能がロックされたことを示す通知がページの上部に表示されます。 - (オプション) 通知で、[設定の表示]をクリックします。無効にした機能の[アカウント設定]セクションが表示されます。
アカウント設定で設定を表示する方法
- 機能リリースコントロールで、表示する機能を見つけます。
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表示する機能の右側にある省略記号ボタン をクリックし、[設定の表示]
をクリックします。
有効にした機能の[アカウント設定]セクションが表示されます。
最近の自動有効化機能を表示する方法
- 機能リリースコントロールコンソールの機能リストの上にある、[最近自動有効化された機能を表示]をクリックすると[最近自動で有効になった機能]ポップアップウィンドウが表示されます。
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ポップアップウィンドウで、自動的に有効になる機能を表示します。
注: このウィンドウには、過去 60 日以内に自動的に有効になった機能がリストされます。リリース日、機能(名前)、製品(名前)、および自動有効化日(日)を表示する列を表示できます。 - (オプション) 有効な機能の右側にある[表示]をクリックします。有効にした機能の[アカウント設定]セクションが表示されます。
管理者がアカウントに加えた変更を表示する方法
Zoom管理者のすべてのアクションは、管理者アクティビティログに記録されます。管理アクティビティ ログには、アクション、管理者、および日時が記録されます。
こちらの記事は、「Managing feature release controls」を元に作成しました。