概要
ブレイクアウトルームは、メインのZoomミーティングから分割されたセッションです。ブレイクアウトルームは参加者がより小さなグループでミーティングすることができ、メインセッションからオーディオとビデオが完全に隔離されています。ブレイクアウトルームは、ミーティングの共同作業やディスカッションに有効な機能です。
目次
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント、モバイルクライアント、Webクライアント、電話、またはH.323/SIPデバイスでミーティングに参加していること
- ミーティングのホストがブレイクアウトルームへの参加を招待していること
- ブレイクアウトルームの自己選択:
- デスクトップクライアント Windows, macOS, Linux:グローバル最小バージョン以降
- モバイルクライアント iOS, Android:グローバル最小バージョン以降
- 次のプラットフォームからZoomミーティングに参加したユーザーは、ブレイクアウトルームに割り当てることができます。
- Zoomデスクトップクライアント
- Zoomモバイルアプリ
- ChromeOSクライアント
- Webクライアント
- H.323/SIP devices
- Zoom Rooms
- 参加者をブレイクアウトルームに割り当てることができるのは、ホストだけです。
- 共同ホストは、ホストによって割り当てられたブレイクアウトルームに参加した後であれば、どのブレイクアウトルームへも参加、退出できます。
- エンドツーエンド(E2E)暗号化のミーティングを有効にしている場合には、上記条件を満たしていてもブレイクアウトルームをご利用いただけません。
ブレイクアウトルームの利用方法
Windows | macOS
ブレイクアウトルームに参加する
- ホストがブレイクアウトルームへ参加者を招待する。
-
[参加]をクリックします。
-
[後で]を選択した場合、ミーティングコントロールにある [ブレイクアウトルーム] オプションをクリックすれば参加できます。
-
[ブレイクアウトルームに参加する] をクリックします。
参加した後は、ミーティングと同じように画面を操作できます。
参加者によるブレイクアウトルームの選択
ホストが参加者によるブレイクアウトルーム選択を許可している場合、参加者はホストが作成したブレイクアウトルームのリストを表示して選択できます。参加者はブレイクアウトルームに自由に出入りすることができます。
注:デスクトップまたはモバイルアプリ(バージョン5.3.0以降)で参加していない参加者は、ブレイクアウトルームを自分で選択することはできません。ホストは、これらの参加者を手動で移動する必要があります。
- ミーティングコントロールの[ブレイクアウトルーム]オプションをクリックします。
これにより、ホストによって作成されたオープンブレイクアウトルームのリストが表示されます。
- 参加するブレイクアウトルームの横にある[参加]をクリックします。
- 「ルームXに参加しますか?」とメッセージがポップアップしますので、[はい]をクリックしてブレイクアウトルームに参加します。
- 必要に応じて繰り返して他のブレイクアウトルームに参加するか、[ルームを退出する]をクリックしてメインセッションに戻ります。
ヘルプを求める
[ヘルプを求める] をクリックすると、ミーティングホストにサポートが必要であることが通知されます。ホストはブレイクアウトルームへの参加を依頼されます。
- ミーティングコントロールの [ヘルプを求める] をクリックします。
※ 「参加者によるルーム選択を許可」がオンになっている場合は、ミーティングコントロールに[ヘルプを求める]オプションが表示されません。[ブレイクアウトルーム]を選択し、[ヘルプを求める]をクリックします。
-
[ホストを招待] をクリックして、ホストのヘルプを求めます。
- ホストには、「ルーム〇の〇〇〇がヘルプを求めました。」とメッセージが表示され、ブレイクアウトルームに参加するように求められます。[ブレイクアウトルームに参加する]をクリックします。
ブレイクアウトルームでのレコーディング
- レコーディング許可をホストに求めます。ホストは、ブレイクアウトルームを開く前にレコーディングを許可する必要があります。ホストはミーティングコントロールの[参加者]をクリックし、参加者の名前にマウスオーバーし、「レコーディングの許可」をクリックします。ホストがすでにブレイクアウトルームを開いている場合は、ホストがブレイクアウトルームに参加してレコーディングできるようにすることができます。
- レコーディングの許可権限を付与された参加者は、ミーティングコントロールの[レコーディング]をクリックして、ローカルレコーディングを開始します。
- ミーティングコントロールの一時停止または停止アイコンをクリックして、レコーディングを一時停止または停止します。
左上隅のインジケーターをクリックして、レコーディングを停止または一時停止することもできます。
ブレイクアウトルームを退出する
ブレイクアウトルームはいつでも退出し、メインのミーティングセッションに戻ることができます。また、ブレイクアウトルームの退出時にミーティングから完全に退出することもできます。
- [ルームを退出する] をクリックします。
- ブレイクアウトルームから退出するのか、ミーティングからも完全に退出したいのかを選択します。
注:ホストがブレイクアウトルームを終了すると、すぐに、または60秒後にメインルームに戻るためのオプションが通知されます。すぐにブレイクアウトルームから退出する場合は、[ブレイクアウトルームを退出]をクリックします。
iOS|Android
ブレイクアウトルームに参加する
- ホストはブレイクアウトルームへ参加者を招待する必要があります。
-
[参加] をタップします。
-
[後で] を選択すると、ミーティングコントロールの [ブレイクアウトルームに参加] オプションをクリックすることで参加できます。
-
[参加]をクリックします。
参加者によるブレイクアウトルームの選択
ホストが参加者によるブレイクアウトルーム選択を許可している場合、参加者はホストが作成したブレイクアウトルームのリストを表示して選択できます。参加者はブレイクアウトルームに自由に出入りすることができます。
注:デスクトップまたはモバイルアプリ(バージョン5.3.0以上)で参加していない参加者は、自分でブレイクアウトルームを選択することはできません。ホストが参加者を手動で移動させる必要があります。
- 画面左上にある「ブレイクアウトルームに参加」オプションをタップします。
- ホストが作成したオープンなブレイクアウトルームのリストが表示されます。参加したいブレイクアウトルームをタップし、[参加]をタップします。
- 必要に応じて繰り返して他のブレイクアウトルームに参加するか、[退出]をクリックしてメインセッションに戻ります。
ヘルプを求める
[ヘルプを求める]をクリックすると、ミーティングホストにサポートが必要であることが通知され、ホストはブレイクアウトルームへの参加を依頼されます。
-
[ヘルプを求める] をタップします。
-
[ホストを招待] をクリックしてブレイクアウトルームに参加します。
ブレイクアウトルームを退出する
ブレイクアウトルームからいつでも退出し、メインのミーティングセッションに戻ることができます。また、ブレイクアウトルームの退出時にミーティングから完全に退出することもできます。
-
[退出] をタップします。
- ブレイクアウトルームから退出するのか、ミーティングから完全に退出するのかを選択します。
[ブレイクアウトルームを退出]:ブレイクアウトルームから退出し、メインルームに戻ります。
[ミーティングを退出]:ミーティングから完全に退出します。
注:ホストがブレイクアウトルームを終了すると、すぐにまたは60秒後にホストルームに戻るためのオプションが通知されます。
Web
ブレイクアウトルームに参加する
- ホストは、ブレイクアウトルームへの参加を招待する必要があります。
- 通知ポップアップで[参加]をクリックします。
[後で]を選択した場合は、ミーティングコントロールの[ブレイクアウトルーム]オプションをクリックして参加できます。
参加した後は、ミーティングと同様に画面を操作できます。
注: Webクライアントはローカルレコーディングをサポートしていません。
ヘルプを求める
[ヘルプを求める]をクリックすると、ミーティングのホストにサポートが必要であることが通知され、そのホストにブレイクアウトルームへの参加を求められます。
-
ミーティングコントロールで[サポートを求める]をクリックします。
-
[ホストを招待します]をクリックしてホストにサポートを希望することを通知し、ホストをブレイクアウトルームに招待をします。
ブレイクアウトルームを退出する
ブレイクアウトルームはいつでも退出し、メインのミーティングセッションに戻ることができます。また、ブレイクアウトルームの退出時にミーティングから完全に退出することもできます。
-
[ルームを退出]をクリックします。
- ブレイクアウトルームを退出するか、ミーティング自体から退出するかを選択します。
注:ホストがブレイクアウトルームを終了すると、その旨が通知され、すぐにメインルームに戻るか、60秒後にメインルームに戻るかの選択肢が与えられます。
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この記事は、「Participating in meeting breakout rooms」をご参照ください。