概要
Zoomは、3か月ごと(2月、5月、8月、11月の最初の週末)に最低利用バージョンを強制適用します。各強制適用される最低利用バージョンに加えて、次回強制適用されるバージョンとその正確な日付も通知されます。またZoomは、アプリの特定のバージョンを最低9か月間サポートするよう努め、それ以降はサポート終了の対象となり、ユーザーに対して最低利用バージョン以上にアップデートするよう促します。
下表に記載の日付以降にサポート終了バージョンを使用しているユーザーは、Zoomクライアントからミーティングに参加できなくなり、バージョンの更新またはWebブラウザでの参加が必要となります。
このポリシーは業界の慣行に合わせたものであり、Zoomユーザーが最新の機能や、プラットフォーム上でのプライバシーとセキュリティ強化を確実に受けられるように設計されています。なお、Zoom Workplaceのデスクトップおよびモバイルアプリには最低利用バージョンの要件がありますが、セキュリティやコンプライアンスに関する追加機能を反映させるため、リリーススケジュール外でアップデートが必要となる場合もあります。お客様には、リリースノートやセキュリティに関する更新内容について、セキュリティ通知をご確認いただくことをお勧めします。
このソフトウェアライフサイクルポリシーに関する通知は、以下のページをサブスクライブすることで受け取ることができます。
Zoomステータスページ:https://www.zoomstatus.com/
注:
Zoomは、次に適用予定の最小バージョンを約3か月前に案内しますが、適用日までの間に変更される可能性があります。
管理者およびユーザー向け対象製品
次の表は、記載されている日付に必要な各Zoom製品の最低利用バージョンを示しています。
製品 |
最低利用バージョン |
||
2026年2月7日 |
2026年5月2日 |
2026年8月1日 |
|
| Zoom Workplaceアプリ ・Windows ・macOS ・Linux ・iOS ・Android ・Intune ・Blackberry |
5.17.5 (Windows) |
5.17.5 (Windows) |
5.17.5 (Windows) 6.0.2 (macOS, Linux, Android, iOS, Intune) 6.0.0 (Blackberry) |
| Zoom Rooms(以下含む) ・Zoom Roomコントローラ ・スケジューリングディスプレイ ・Zoom Roomホワイトボード |
5.16.5 (Windows, macOS, iPad, アプライアンス, iOS & Android コントローラ) | 5.17.5 (Windows, macOS, iPad, アプライアンス, iOS & Android コントローラ) | 6.0.0 (Windows, macOS, iPad, アプライアンス, iOS & Android コントローラ) |
| Zoom Phoneアプライアンス | 5.16.5 | 5.16.5 | 6.3.0 |
| VDIクライアント | 5.17.5 | 5.17.5 | 6.0.10 |
| VDIプラグイン | 5.15.10 | 5.15.10 | 5.16.16 |
| Zoom Node (new installations) | Ubuntu 22.04 (KVM): 3.0.0.20231201 Ubuntu 22.04 (OVA): 3.0.0.20231201 |
Ubuntu 22.04 (KVM): 3.17.0.20251127 Ubuntu 22.04 (OVA): 3.17.0.20251127 |
Ubuntu 22.04 (KVM): 3.18.0.20260313 |
| Zoom Node - Agent | 該当なし |
3.17.0.20251127 |
3.18.0.20260206-954 |
| Zoom Meeting Hybrid -MMR |
該当なし | 5.2.1716.0 | 5.2.1716.0 |
| Zoom Node - Meeting Connector ZC | 5.0.20241018.224 | 5.0.20241018.224 | 5.0.20250221.259 |
| Zoom Node -Meeting Connector MMR |
5.2.515.531 |
5.2.1716.0 |
5.2.1716.0 |
| Zoom Node - Conference Room Connector Hybrid | 5.11.20241204-20499 | 5.11.20241204-20499 | 5.11.20241204-20499 |
| Zoom Phone Local Survivability (ZPLS) module | 3.9.0.20240823.68 | 3.9.0.20240823.68 | 4.11.0.20251121.174 |
開発者向け対象製品
| 製品 | 2026年2月7日 | 2026年5月2日 | 2026年8月1日 |
| Meeting SDK (Native) (A) | 5.17.5 | 5.17.5 | 5.17.5(Windows) 6.0.2(macOS, Linux, Android, iOS) |
| Meetings SDK (Web) | 3.1.6 | 3.1.6 | 3.6.0 |
| Video SDK (Native) ( B) | 1.10.11 | 1.10.11 | 1.11.0 |
| Video SDK (Web) | 1.10.8 | 1.10.8 | 1.11.0 |
| Video SDK UI Toolkit (Android and iOS) | 1.11.2-1 (Android) 1.10.10-1 (iOS) |
1.11.2-1 (Android) 1.10.10-1 (iOS) |
1.11.2-1 (Android) 1.11.0-1 (iOS) |
| Video SDK UI Toolkit (Web) | 1.10.8-1 | 1.10.8-1 | 1.12.1-1 |
| Zoom Contact Center SDK (Native)(Android and iOS) | 3.7.0 | 3.7.0 | 3.7.0 |
| Zoom Contact Center SDK (Web) | 3.2.0 | 3.2.0 | 3.7.0 |
| Cobrowse SDK | 2.9.0 |
2.9.0 |
2.9.0 |
注:
対応するネイティブプラットフォームは、Windows、macOS、Linux、AndroidおよびiOSです。
A:Meeting SDK for Unreal Engineは、Meeting SDK for Windowsの互換性のある最小バージョンに依存します。
B: Video SDK for FlutterおよびReact Nativeは、Video SDK for AndroidまたはiOSの互換性のある最小バージョンに依存します。
また、Video SDK for Unityは、選択したネイティブプラットフォームのVideo SDKの互換性のある最小バージョンに依存します。
よくある質問
Zoomが四半期ごとの最低利用バージョンスケジュールを採用しているのはなぜですか?
Zoomの四半期ライフサイクルポリシーは、ユーザーが常に最新の機能とセキュリティ・プライバシーの強化を受けられるようにするために設けられています。また、お客様が自社の環境に対するリスクを適切に判断できるように、Zoomセキュリティ速報(Security Bulletins)を提供しています。
常に最新バージョンへの更新を推奨していますが、このポリシーによって、最大の遅延期間が設定されることで、適用が遅れるリスクを最小限に抑えています。
組織によっては、全従業員にすぐにアップデートを適用するのが難しく、ソフトウェアレビューに時間がかかる場合もあります。そのため、最小バージョンの更新を3か月ごとに行い、次回の最小バージョン適用について90日前に通知するようにしています。
この新しいリリーススケジュールは、すべてのZoom製品とサービス(Zoom PhoneやCRCなど)に適用されますか?
このポリシーは、会議用Zoomクライアント(Windows、macOS、Linux、iOS、Android、Blackberry、およびIntune)、Zoom Rooms(ホワイトボードおよびZoom Room Controllerを含む)、Zoom Phone Appliances、Outlookプラグイン、ブラウザ拡張機能、VDIクライアントおよびプラグイン、Virtual Room Connector、Meeting Connector、Recording Connector、Meeting SDK、およびVideo SDKに適用されます。
Zoom Room デバイスも更新が必要ですか?
はい。すべてのZoom Roomsソフトウェアが稼働しているデバイス は、適用日までに更新が必要です。
サポート対象外のバージョンを使用している場合、Zoom Team Chat、Zoom Phone、Zoom Meetings、Zoom Webinars などは利用できますか?
いいえ。最低利用バージョン未満のアプリを使用しているユーザーは、自動的にサインアウトされます。サインインするには、最低利用バージョン以上にアップデートする必要があります。
- Zoom Phoneユーザーは、通話の発信・受信ができなくなり、緊急通報(911など)も利用不可 になります。
- Zoom Roomデバイスには「管理者がデバイスを更新する必要がある」 という通知が表示されます。
最低利用バージョンにアップデートしないまま適用日を迎えた場合、どうなりますか?
- Zoomデスクトップアプリまたはモバイルアプリの更新を求める通知が表示されます。
- すぐに更新できない場合、Webアプリを使用してミーティングに参加する選択肢が提供されます。
- Zoomアプリが最低利用バージョン未満の場合のみ、通知が表示されます。
- デバイスレベルでアップデートの通知を無効化している場合は、管理者が手動で更新を適用する必要があります。
- ChromeやFirefoxのZoom拡張機能やZoom Roomsなどの他の製品では、スケジュール機能が無効化され、警告が表示されます。
最低利用バージョンを満たしていない場合、ユーザーや管理者にはどのような通知が表示されますか?
予想されるエラーメッセージの詳細とスクリーンショットについては、このサポート記事を参照してください。
新しいバージョンはどのくらいの頻度でリリースされますか?
Zoomは、バンドルされたアップデートを定期的にリリースして、ほとんどの製品の下位互換性の問題を軽減します。これらの定期的なリリースサイクルにより、最低利用バージョンと最新バージョンの間に複数のバージョンが存在します。過去のリリースサイクルを確認するには リリースノートを参照して ください。
他に知っておくべき強制適用はありますか?
- Zoomは、最低利用バージョンの適用だけでなく、システム要件の変更も実施します。
例:Zoomデスクトップアプリは、macOS Yosemite(10.10)のサポートを5.15.0リリースで終了 しました。詳細は、Windows・macOS・Linuxのシステム要件やZoom Roomのシステム要件に関するサポート記事 を参照してください。 - Zoom RoomsデバイスとZoom Phone Appliancesのサポート終了ポリシーについてもご確認ください。
Zoomの各バージョンはどのくらいの期間サポートされますか?
Zoomは、特定のバージョンが最低利用バージョンを下回る前に、少なくとも9か月間サポートするように努めます。
管理者はユーザーが実行しているバージョンをどのように確認できますか?
管理者またはオーナーは、クライアントタイプでフィルタリングすることにより ダッシュボード またはユーザー管理ポータル内でアカウントのユーザーが実行しているバージョンを表示できます。個々のユーザーは、デスクトップクライアントとモバイルアプリで バージョンを確認します。
使用したいバージョンを選択できますか?
いいえ、Zoomクライアント(Zoom Workplaceアプリ)またはWebサイトでのみアップデートが可能で、提供されるバージョンは常に最新版のみです。
最新バージョンでなくてもセキュリティは確保されていますか?
Zoomは製品とサービスのセキュリティを強化し、外部の脅威から顧客を保護することに取り組んでいます。そのため、最新のZoomソフトウェアと現在のすべてのセキュリティアップデートを使用することをお勧めします。ユーザーは、Zoom社のWebサイトにアクセスして 更新とアップデートを 簡単に確認することができます。含まれているセキュリティ拡張機能については、 リリースノート を参照することを常にお勧めします。お客様は、 セキュリティ情報 を参照して、修正された問題の詳細を確認することもできます。
重大な脆弱性が発見されて修正された場合、Zoomは追加の強制更新を行いますか?
はい。
- 緊急のセキュリティ問題などが発生した場合、Zoomは強制または推奨アップデートを実施する可能性があります。
- Zoomは、顧客の安全を確保するため、予定外のアップデートをリリースする権利を有しています。
VDIに関するよくあるご質問
Zoom RoomsまたはVDIクライアントを自分で更新できません。どうすればよいですか?
Zoom RoomとVDIクライアントは、アカウント管理者のみがアップデートできます。管理者は、Zoom WebポータルからZoom Roomsソフトウェアをリモートでアップデート可能で、VDIクライアントはVDI環境を通じて配布/更新されます。
VDIプラグインもVDIミーティングクライアントと一緒に更新する必要がありますか?
はい。VDIプラグインとMeeting Clientは、強制アップデートのたびに一緒にアップデートする必要があります。必要な最小バージョンは上記の表に記載されています。パフォーマンスの向上や新機能を最大限に活用するためにも、VDIプラグインはVDIクライアントと同じバージョンにアップグレードすることを強くおすすめします。
パッチリリースも9ヶ月間サポートされますか?
- Zoomは、各リリースブランチごとに一つの定期VDIバージョン(X.X.10リリース)を提供します。このリリースには、そのリリースブランチのZoomデスクトップアプリのX.X.0およびX.X.5リリースに含まれるすべての機能改善やバグ修正が含まれます。
- X.X.11、X.X.12などの定期リリース以外のリリースは、一般的に拡張パッチ(EP)リリースと見なされます。これらは同じリリースブランチ内にあり、バグ修正、仮想環境との互換性の問題、セキュリティ強化などが含まれます。この仕組みにより、厳格なテストやレビューが必要なアカウントでも、現在の問題や脆弱性を解決するために再度審査プロセスを始める必要がなくなります。
- ただし、これらのパッチリリースは定期リリースから数か月後にリリースされる可能性があるため、Zoomとしてはそれらのサポートを予定より長く続けるのは現実的ではありません。そのため、パッチリリースも基本的には元となる定期リリースと同じライフサイクルになります。たとえば、X.X.10リリースから3か月後にリリースされたX.X.13パッチは、6か月しか存在していなくても、X.X.10と同じサイクルの適用を受けます。
ZoomのVDIリリースサイクルの詳細については、こちらをご覧ください。
VDIクライアント/プラグインのサポートは9ヶ月間だけですか?
技術的な制限や事情により、多くの製品は9か月を超えてサポートされることもありますが、9か月が目安となる最小サポート期間です。この方針は将来的に変更される可能性があります。Zoomとしては、常に製品を最新の状態に保つことを推奨しています。
詳細についてはVDI最小クライアントバージョンの管理に関する記事をご参照ください。
今後適用されるVDIのバージョンを教えてください
Zoomは、VDI環境を運用するお客様が90日間の更新通知以上の長期的な計画を立てられるよう、2026年末までのVDIバージョン適用スケジュールの見通しを提供しています。
2026年のVDIクライアントおよびプラグインの適用予定バージョンについての詳細情報は、以下をご確認ください。
参考情報(Proposed VDI client and plugin version enforcements 2026)の和訳
2026年のVDIクライアントおよびプラグインの適用予定バージョン
長期的なテストおよび更新プロセスを支援するため、Zoomは2026年の各四半期のライフサイクルにおいて適用予定のVDIクライアントおよびプラグインのバージョンを以下の通り提案しています。
重要な注意事項
これらのバージョンはあくまで提案であり、安定性やセキュリティのさらなる考慮により最終的な適用バージョンが変更される可能性があります。ただし、Zoomは最終的な適用バージョンがここに記載されたバージョンと同じ、またはそれ以下になるよう努めます。
| 四半期ごとの適用時期 | 提案される VDIクライアントバージョン |
提案される VDIプラグインバージョン |
| 2026年2月 | 5.17.5 | 5.15.10 |
| 2026年5月 | 5.17.5 | 5.15.10 |
| 2026年8月 | 5.17.5 | 5.15.10 |
| 2026年11月 | 5.17.5 | 5.15.10 |
補足
選択されたVDIプラグインバージョンは、VDIクライアントバージョンより少し遅れて適用されます。これにより、VDIプラグインの更新に追加の時間が必要なお客様を支援します。
こちらの記事は、「Zoom Software Quarterly Lifecycle Policy」を元に作成しました。
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