概要
この記事では、Zoom AI Companionのミーティング要約機能を有効にする方法について説明します。この機能は、サードパーティーモデルを含む可能性のあるAI技術を使用し、ミーティングホストがAI生成によるミーティング要約を開始できるようにします。要約はミーティング終了後に自動的に送信されます。
目次
$$$
データ利用に関する注意事項
Zoom社はお客様の音声、ビデオ、チャット、画面共有、添付ファイル等その他の通信に類似したコンテンツ(投票結果、ホワイトボード、リアクションなど)をZoomまたはサードパーティのAIモデルの学習に使用することはありません。
Zoom社は定期的にモデルを評価および更新しており、Zoom AI Companionをサポートするために使用されるモデルは随時変更される場合があります。サードパーティのAIモデルプロバイダを使用するAI Companionの機能については、お客様がその機能を使用する際に、Zoom社がそれらのサードパーティと関連データを共有します。例えばAIが生成する要約を作成するためにミーティングの要約を使用する場合、ミーティングの記録はサービスを提供する関連モデルに送信されます。データは米国を拠点とするデータセンター内で処理される場合があります。
詳細についてはこちらをご確認ください。
前提条件
-
Zoom Pro, Zoom One Business, Zoom One Business Plus, Zoom One Enterprise, Zoom One Enterprise PlusまたはEnterpriseバンドルアカウント
注:AI Companionは、一部の業種および一部の地域のお客様にはご利用いただけない場合があります。
- ミーティング要約は、有効なBAAをお持ちのお客様にご利用いただけます。AI Companion機能の詳細については、こちらをご覧ください。
-
アカウントオーナー、管理者権限またはアカウント設定の編集権限を持つカスタムロール
注:AI Companionミーティング要約機能を使用するには、これらのアカウントタイプでライセンスユーザーである必要があります。
制限事項
- ミーティング内コントロールでミーティング要約を開始または停止できるのは、ホストと共同ホストのみです。
- ミーティング要約は、ホストが [要約を開始] をクリックするか、[ミーティング要約を自動的に開始する]設定を有効にすると開始されます。
- AI Companionによるミーティング要約の使用は、国によってご利用いただけない場合があります。
ミーティング要約を有効にする
アカウント
アカウント内の全員に対してミーティング要約を有効にします。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]の順にクリックします。
- [AI Companion]タブをクリックします。
- [ミーティング]配下で、[AI Companionによるミーティング要約]のトグルをクリックして有効にします。
- (オプション)[主催するすべてのミーティングのミーティング要約を自動的に開始] の横にあるチェックボックスを選択すると、主催するミーティングでミーティング要約の生成が自動的に開始されます。
注: 誰かがミーティングを開始するとすぐにミーティング要約の生成が開始されるため、ホストが出席する必要はありません。 - [Automatically share summary with]セクションで、[Only meeting host](自分のみ)、[ミーティングホストと、自己の組織内のミーティングの予定参加者のみ、ミーティングの予定参加者全員(組織外の人物を含む)]を選択します。
注:ミーティングの招待者には、最初に招待された参加者のみが含まれます。(ミーティング中の連絡先招待または参加リンクの共有を通じて)その場限りの会議に参加する参加者は、要約を受け取りません。 - [保存]をクリックします。
- (オプション)アカウント内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコンをクリックし、[ロック]をクリックして設定を確定します。
ミーティングの要約が無効になっている場合、追加オプションが表示され、管理者はミーティング要約オプションをミーティングで表示するかどうかをコントロールすることができます。ミーティング中に表示された場合、ミーティング参加者はこの機能を有効にするようリクエストできます。現在のミーティングにアカウントやグループ設定を調整できる管理者がいる場合、ミーティング中にリクエストが表示され、対応するか無視するかのプロンプトが表示されます。現在のミーティングに管理者がいない場合、Zoomからすべてのアカウント管理者にメールが送信されます。
- [Shown in Meeting tool bar]が表示されている場合でも、参加者にはミーティング中オプションが表示され、管理者にこの機能を有効にするようリクエストするオプションがあります。
- [Hidden in Meeting toolbar]が表示されている場合は、参加者にはミーティング中のオプションは表示されず、管理者に有効化をリクエストすることもできません。 次回のミーティングまでに、ホストはユーザーレベルのWeb設定を有効にするか、アカウントおよびグループレベルでロックが解除されている場合は、管理者にこの機能へのアクセスをリクエストする必要があります。
グループ
グループ内のユーザーに対して、AI Companion を使用したミーティング要約を有効にします。
- グループの編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
- ナビゲーションメニューより、[ユーザー管理]>[グループ]の順にクリックします。
- リストから適用したいグループを選択します。
- [AI Companion]タブをクリックします。
- [ミーティング]配下で、[AI Companionによるミーティング要約]のトグルをクリックして有効にします。
- (オプション)[主催するすべてのミーティングのミーティング要約を自動的に開始] の横にあるチェックボックスを選択すると、主催するミーティングでミーティング要約の生成が自動的に開始されます。
注: 誰かがミーティングを開始するとすぐにミーティング要約の生成が開始されるため、ホストが出席する必要はありません。 - [Automatically share summary with]セクションで、[Only meeting host](自分のみ)、[ミーティングホストと、自己の組織内のミーティングの予定参加者のみ、ミーティングの予定参加者全員(組織外の人物を含む)]を選択します。
注:ミーティングの招待者には、最初に招待された参加者のみが含まれます。(ミーティング中の連絡先招待または参加リンクの共有を通じて)その場限りの会議に参加する参加者は、要約を受け取りません。 - [保存]をクリックします。
- (オプション)グループ内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコンをクリックし、[ロック]をクリックして設定を確定します。
ユーザー
自身でAI Companionによるミーティング要約を利用する際に有効にします。
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [設定]をクリックします。
- [AI Companion]タブをクリックします。
-
[ミーティング]配下で、[AI Companionによるミーティング要約]のトグルをクリックして有効にします。
- 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]をクリックして変更を確定します。
- (オプション)[主催するすべてのミーティングのミーティング要約を自動的に開始] の横にあるチェックボックスを選択すると、主催するミーティングでミーティング要約の生成が自動的に開始されます。
注: 誰かがミーティングを開始するとすぐにミーティング要約の生成が開始されるため、ホストが出席する必要はありません・ - [Automatically share summary with]セクションで、[Only meeting host](自分のみ)、[ミーティングホストと、自己の組織内のミーティングの予定参加者のみ、ミーティングの予定参加者全員(組織外の人物を含む)]を選択します。
注:ミーティングの招待者には、最初に招待された参加者のみが含まれます。(ミーティング中の連絡先招待または参加リンクの共有を通じて)その場限りの会議に参加する参加者は、要約を受け取りません。 - [保存]をクリックします。
この記事は、「Enabling Meeting Summary with AI Companion」を元に作成しました。