概要
カレンダーリソースがZoom Roomsに統合されていると、Zoom Roomsのディスプレイ、コントローラ、スケジューリングディスプレイに、今後の予定されている会議の一覧が表示されます。組織のユーザーは、カレンダーサービスで会議の予定を作成する際にZoomミーティングの参加情報と会議室の予約を含めることで、会議の予定を表示するだけでなく、ワンタップでZoomミーティングを開始したり、参加することができます。
注:Google Workspace上でカレンダーリソースを作成した後に、カレンダーを管理するために作成したユーザーとカレンダーリソースを共有できるようになるまで最大72時間かかる場合があります。
前提条件
- Google Workspaceへの管理者権限
Googleカレンダーと統合するための準備
- Google Workspaceの管理者としてサインインします。
- カレンダーリソースの管理をする専用ユーザーを作成します。ユーザーの作成方法についてはGoogleのサポート記事「新規ユーザーのアカウントを追加する」をご確認ください。
- Zoom Roomsに連携する会議室のカレンダーリソースを作成、または検索します。カレンダーリソースの作成方法についてはGoogleのサポート記事「ビルディング、設備や機能、カレンダー リソースを作成する」をご確認ください。
- Googleカレンダーへアクセスします。マイカレンダーの項目に作成したカレンダーリソースが表示されていることを確認します。
カレンダーリソースの共有
次の手順に従って、作成したユーザーとカレンダーリソースを共有し、ユーザーにリソースの管理と変更を行う権限を付与してください。
- Google Workspaceの管理者でGoogleカレンダーにサインインします。
- 左上のアイコンをクリックし、メニューを表示します。
- 連携するカレンダーリソースにマウスカーソルを合わせ、[設定と共有]をクリックします。
- 共有範囲を[特定のユーザーと共有]に設定し、[ユーザーを追加]をクリックします。
- 入力欄に「Googleカレンダーと統合するための準備」の手順2で作成したリソース管理のためのユーザーのメールアドレスを入力し、ユーザーを選択します。
- 権限の項目を[変更および共有の管理権限]を選択します。
- [送信]をクリックします。
カレンダーリソースをGoogleカレンダーに追加する(エンドユーザー)
カレンダーリソースを管理するためのユーザーとカレンダーリソースを共有した後、エンドユーザーは次の手順にしたがってカレンダーリソースをGoogleカレンダーに追加することができます。
- Googleカレンダーにサインインします。
- [その他のカレンダー]の横の[+]をクリックし、[リソースのブラウジング]をクリックします。
- [その他のカレンダー]に表示する会議室リソースのチェックボックスにチェックを入れます。
Googleハングアウトの自動追加を停止する
ユーザーが作成した予定にGoogleハングアウトの招待が自動追加されることを防ぐには下記の記事をご参照ください。
Google カレンダーで Googleハングアウトを無効にする
GoogleカレンダーサービスをZoomに追加する
- アカウントオーナー、または管理者でZoom Webポータルへサインインします。
- [ルーム管理]、[カレンダー統合]の順に開きます。
- [カレンダーサービスの追加]をクリックします。
- [カレンダーサービスを選択]の画面で[Googleカレンダー]を選びます。
- リソース管理のために作成したユーザーでサインインします。
- Zoomに許可するアクセス権の情報が表示されます。チェックボックスをすべてチェックします。
- 画面下までスクロールし、[続行]をクリックします。
- [カレンダー連携]のページでリソース管理用ユーザーのアドレスが表示されたことを確認します。
この記事は「Google カレンダーで Zoom Rooms を設定する」を元に作成されました。