Mac OS 10.14 Mojaveのセキュリティが強化されたため、ユーザーはZoom Roomsアプリを最初にインストールしたときにマイクとカメラの使用を承認するよう求められます。MDMを使用してZoom Roomsを展開および管理している場合、特定の構成のMDMプロファイルをZoom Roomsデバイスに展開することにより、このプロンプトを回避できます。
この記事の内容
- MDMプロファイルの構成
- AirWatchで構成する
前提条件
- OS 10.14 Mojave
- Zoom Roomライセンス
- MDMサービス
手順
MDMプロファイルの構成
Privacy Service Dictionary Keysを使用して、プロファイルにアクセス許可を追加できますが、システムのカメラとマイクへのアクセスは拒否することしかできません。一方、「SystemPolicyAllFiles」キーを設定すると、Zoom Roomアプリケーションからすべての保護されたファイルとカメラ/マイクにアクセスできるようになります。
- MDMサービスを開き、カスタムプロファイルを作成します。
- このページの下部に添付されている.plistファイルを表示して、プロファイルに必要なXMLの例を確認してください。
- MDMサーバー経由でデバイスプロファイルを配信します。
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Macデバイスで[システム環境設定]に移動し、[プロファイル]を選択して、プロファイルが正常に配信されたかどうかを確認します。
AirWatchで構成する
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AirWatchを開き、[Profiles]セクションを選択して、[ADD]をクリックします。
- [Add Profile]をクリックし、プラットフォームの[macOS] - [Device Profile]を選択します。
- 次のページで必要な情報を入力し、[Privacy Preferences]をクリックします。
- 次のページで、以下に示すフィールドに次の値を入力します。
- Identifier = us.zoom.ZoomPresence
- Identifier Type = BUNDLE ID
- Code Requirement = identifier "us.zoom.ZoomPresence" and anchor apple generic
- System Policy All Files = Allow
- Accessibility = Allow(選択するとZoom RoomアプリによりmacOS 10.14でスクリーンセーバーを無効にすることができます)
- ページを保存し、作業を公開します。割り当てタイプが[Optional]に設定されている場合、デバイスの詳細ページに移動してプロファイルを手動でインストールします。[Optional]に設定されていない場合は、プロファイルは自動的にインストールされます。
- Example.plist (2 KB)
この記事の詳細は、Using MDM for Zoom Rooms with Mac OS 10.14 Mojaveをご参照ください。