概要

Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)では分析およびメトリクスとフィードバックの提供のため、レコーディングデータが必要です。

Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)ユーザーのレコーディングデータへのアクセスには、アカウント管理者の承認が必要です。管理者は、どの会議やZoom Phone通話（該当する場合）を自動分析からブロックまたは無視するかを設定することもできます。

目次

• ミーティングレコーディングのアクセスと自動分析設定を管理する
  • 外部ミーティングの自動レコーディング
  • Zoom Revenue Accelerator用ミーティングレコーディングの通知機能
  • ミーティング分析の除外対象
• 電話レコーディングへのアクセスと自動分析設定を管理する
  
  • 電話レコーディングの分析
  • コールタイプの分析
  • 電話分析の除外対象

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前提条件

• Pro、Business、Enterprise、またはZoon Phoneスタンドアロンアカウント
• レコーディングの同意をカスタマイズするには：
  • Business、Education、APIまたは100ライセンス以上のEnterpriseアカウント
• Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)ライセンスを持つライセンスユーザー
• Zoom Phoneライセンス（Zoom Phoneレコーディング管理用）
• アカウントオーナーまたは管理者権限

ミーティングレコーディングのアクセスと自動分析設定を管理する

次の設定で、Zoom Revenue Accelerator(旧Zoom IQ for Sales)が分析するミーティングレコーディングを制御できます。
分析されたミーティングのレコーディングは、Zoom Revenue Acceleratorの会話ページからアクセスできます。

外部ミーティングの自動レコーディング

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]タブをクリックします。
4. [会話 - ミーティング]セクションより、[外部参加者を交えたスケジュールミーティングの自動レコーディング]のトグルをクリックし、有効(青色)または無効(灰色)にします。
   注：
   • この機能を有効にすると、Zoom Revenue Acceleratorのライセンスユーザーによってホストされ、招待された外部参加者とのスケジュール会議が自動的にクラウドにレコーディングされます。レコーディングは分析用にZoom Revenue Acceleratorに送信される前に、ミーティングの分析対象となります。
   • この設定は、すべてのグループとユーザーに対して有効になります。グループまたはユーザーに対して以前に変更された設定は影響を受けません。
5. 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]または[無効にする]をクリックして変更を確定します。
6. アカウント内のすべてのユーザーがこの設定を変更できないようにするには、ロックアイコンをクリックし、[ロック]をクリックして設定を確定します。
7. [自分のアカウント内の任意の人物]または[特定のチームまたはユーザー]を選択します。
8. (オプション)[～の場合、レコーディングを自動的に開始しない]より、一つまたは両方のチェックボックスを選択します。
   • カレンダー招待上の人物は誰でも特定のメールアドレスを持っています
     
     1. [Eメールアドレスを管理]をクリックします。
     2. カンマ区切りでEメールアドレスを入力するか、[CSVからのインポート]をクリックします。
     3. [保存]をクリックします。
   • カレンダー招待上の外部参加者全員が特定のドメインを持つ
     1. [ドメインを管理]をクリックします。
     2. カンマ区切りでEメールアドレスを入力するか、[CSVからのインポート]をクリックします。
     3. [保存]をクリックします。

Zoom Revenue Accelerator用ミーティングレコーディングの通知機能

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]タブをクリックし、[会話 - ミーティング]をクリックします。
4. [レコーディング通知]で、以下を設定します：
   
   • Zoom IQ(営業向け)ミーティングがレコーディングを開始する際に参加者に免責事項を表示する
     • 参加者全員
     • 外部参加者のみ
     • 免責事項をカスタマイズ
       注: カスタマイズされた免責事項は、バージョン5.8.6(Windows/Mac OS)以降のOn ZoomイベントとZoomイベントには適用されません。
   • 次の音声プロンプトを再生します：
     
     • 参加者全員
     • 外部参加者のみ
     • 対象者なし
5. (オプション)「レコーディングの開始前にホストに確認を依頼してください」のチェックボックスを有効にします。
6. (オプション)「免責事項をカスタマイズする」をクリックし、免責事項のタイトル、説明、URLやリンクテキストを追加します。
7. [保存する]をクリックします。

ミーティング分析の除外対象

この設定により、Zoom Revenue Acceleratorは指定されたミーティングのレコーディングを自動的に分析することができなくなります。

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]タブをクリックし、[会話 - ミーティング]をクリックします。
4. ミーティング分析の除外対象から、組織に適したチェックボックスを選択します。
   • Only analyze meeting recordings that exceed a specific time duration
     ドロップダウンから分数を選択します。
   • 外部参加者を交えたミーティングのみを分析する
   • 1人以上のミーティング参加者がパブリックドメインを持つ場合、ミーティングを除外するGmailやYahoo等のパブリックドメインでアカウントにサインインしている参加者は、レコーディング全体がZoom IQ for Salesの分析対象から除外されます。
     1. [パブリックドメインを管理]をクリックし、Zoom Revenue Acceleratorの分析から除外するパブリックドメインを選択します。
     2. [保存]をクリックします。
   • 外部からの1人以上のミーティング参加者が指定のドメインを持つ場合、ミーティングを除外する
     少なくとも1人の外部参加者が1つ以上の特定ドメインのアカウントにサインインしている場合、レコーディング全体がZoom Revenue Acceleratorの分析対象から除外されます。
     1. カンマ区切りでドメイン名を追加するには、[編集]をクリックします。
     2. [保存]をクリックします。
   • 外部からのミーティング参加者全員が指定のドメインを持つ場合、ミーティングを除外する
     すべての外部参加者が1つ以上の指定されたドメインのアカウントにサインインしている場合、レコーディング全体がZoom Revenue Acceleratorの分析対象から除外されます。
     1. カンマ区切りでドメイン名を追加するには、[編集]をクリックします。
     2. [保存]をクリックします。
5. [保存]をクリックします。

電話レコーディングへのアクセスと自動分析設定を管理する

Zoom Revenue Acceleratorでは、録音したZoom Phone通話を分析し、メトリクスやフィードバックを提供することもできます。Zoom Revenue Acceleratorユーザーの通話録音へのアクセスは、アカウント管理者による承認が必要で、管理者は通話を自動分析できるように設定することもできます。

分析された電話レコーディングは、Zoom Revenue Acceleratorの会話ページからアクセスできます。

電話レコーディングの分析

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]タブをクリックします。
4. [会話 - 電話]セクションより、[電話レコーディングの分析]のトグルをクリックして有効(青色)または無効(灰色)にします。
   注：この設定は、すべてのグループとユーザーに対して有効になります。グループまたはユーザーに対して以前に変更された設定は影響を受けません。
5. 確認ダイアログが表示されたら、[有効にする]または[無効にする]をクリックして変更を確定します。
6. (オプション) [コールキューから開始されているコールを分析する]のチェックボックスを有効にし、保存をクリックします。
   注：Zoom Revenue Acceleratorの権限は、コールキューのレコーディング権限よりも優先されます。Zoom Revenue Acceleratorユーザーは、会話権限に応じてコールキューのレコーディングにアクセスできます。

コールタイプの分析

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]タブをクリックします。
4. [会話 - 電話]セクションより、Zoom Revenue Acceleratorが分析する通話タイプを選択します。
   • すべて
   • 着信のみ
   • 発信のみ
5. [保存]をクリックします。

電話分析の除外対象

この設定により、Revenue Acceleratorが特定の電話レコーディングを自動的に分析することができなくなります。

1. アカウント設定の編集権限を持つ管理者として、Zoom Webポータルにサインインします。
2. ナビゲーションメニューより、[アカウント管理]>[アカウント設定]をクリックします。
3. [Revenue Accelerator]のタブをクリックします。
4. [会話 - 電話]セクションより、組織に適したチェックボックスを選択します。
   • Only analyze phone recordings that exceed a specific time duration
     ドロップダウンから分数を選択します。
   • 外部参加者を交えた電話レコーディングのみを分析する
   • 特定の番号による電話コールを除外する
     追加をクリックして、特定の国コードや電話番号を入力します。
   • 特定の番号プレフィックスによる電話コールを除外する
     追加をクリックして、特定の国コードや電話番号を入力します。
5. [保存]をクリックします。

この記事は、「Managing Zoom Revenue Accelerator recording access and disclaimers」をもとに作成しました。