SalesforceとZoom Phoneを連携することで、業務効率を向上させることができます。しかし、連携時に問題が発生することもあります。本記事では、よくあるトラブル4つとその解決策について具体的に解説します。
連携方法に関しては以下の記事をご確認ください。
もくじ
Salesforce側のIPアドレス制限が原因の場合
Salesforceでセキュリティ強化のためIPアドレス制限が有効になっていると、Zoomとの通信が遮断されることがあります。
解決策
SalesforceのIP制限を解除できない場合、Zoomが公開しているIPアドレスまたはドメイン(例:*.zoom.us)をSalesforceの[ネットワークアクセス]や[信頼済みURL]に追加します。
Zoom公式ドキュメント「Zoom network firewall or proxy server settings」を参照し、以下の情報を設定します。
- Zoom firewall rules
- Firewall rules for Zoom Phone
この設定により、Zoomからの通信をSalesforce側で許可し、サービスの統合が可能になる可能性が高まります。
Zoom for Salesforce Lightningの利用権限が原因の場合
「Zoom for Salesforce Lightning」が一部のユーザーで利用できない場合、権限設定が原因の場合が多いです。
解決策
- Zoomアプリマーケットプレイスで[Manage]>[Apps on account]>[Added apps]タブ内で追加済みの「Zoom for Salesforce Lightning」を開きます。
※[Added apps]タブに無い場合は[Approved apps]タブ内をご確認ください。 - 権限設定を確認し、必要なユーザーにアプリの利用権限を付与します。また、ユーザーを追加する場合は[+ Add Users]をクリックしアプリの利用対象ユーザーを選択します。
- Salesforce側のユーザープロファイルや権限セットで、Zoom Phoneアプリ利用に必要な権限が付与されていることを確認します。
SalesforceのユーザとZoom Phoneが異なることが原因の場合
Zoom PhoneとSalesforceの連携が完了したものの、Salesforce上からZoomへのログインが行えない場合があります。
解決策
ZoomとSalesforceのユーザーメールアドレスが一致しない場合、Salesforce上からZoomへのログインが行えないことがあります。両方のメールアドレスが一致していることを確認し、再度お試しください。
Salesforce上でZoomにログイン後エラーが表示される場合
Salesforce上からZoomへのログインが完了したにも関わらず、以下のように「Log into Zoom client and refresh the screen」と表示され、通話が行えない場合があります。
解決策
これはSalesforceからZoomにログインしたユーザが他のデバイス(PCやスマートフォンや電話機など)にサインインしていない場合に表示されます。上記の通りこの状態では通話の発着信は行なえません。Zoom PhoneとSalesforce間のAPI連携では、通話開始や終了、通話ログの作成といったデータのやり取りがZoomクライアント上の操作をトリガーに行われます。そのため、ご利用のPC等のデバイスでZoomクライアントを起動し、同じユーザーでサインインしていることを確認してください。
PCやスマートフォン、電話機などでZoomにサインインすると以下のようにデバイス名が表示されます。
SalesforceとZoom Phoneの連携は、正しく設定すれば非常に便利で効率的です。連携がうまくいかず、通話を開始できないという場合はぜひこの記事を参考に、適切な対処法を実践してください。
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