Zoom Phoneでは、「サイト」という単位でユーザーを管理することで、企業や組織の構造に合わせた柔軟な運用が可能です。「サイト」を活用することで、例えば複数のオフィスや部署、さらには国内外に分散する拠点を個別に管理し、それぞれのニーズに応じた設定やルールを適用できます。
マルチサイト設定を有効化すると、以下のようなケースに対応できます。
-
複数のオフィスや部署の場合
本社や支社、営業部や技術部といった異なる部門をそれぞれ「サイト」として設定することで、部門ごとに適した電話の設定を簡単に適用できます。例えば、営業部には外線優先の設定を、技術部には内部通話重視の設定を適用するなど、業務に合わせた環境を整えられます。 -
地理的に分散する拠点の場合
国内外に複数の拠点がある場合、地域や国ごとにサイトを作成し、時差や言語、通信要件の違いに応じた設定を反映できます。これにより、例えば日本のオフィスには日本語の音声メッセージを設定し、海外のオフィスには現地語のメッセージを適用するなど、各地域のニーズに合った対応が可能です。
このように、マルチサイト設定を活用することで、組織全体の一貫性を保ちながら、各サイトごとの個別ニーズにも応えることができます。
本記事ではマルチサイトの設定の中で、サイトコードに関するTipsを記載します。
この記事は以下の内容を含んでいます。
サイトコードについて
マルチサイト設定を有効にした場合、[電話システム管理]、[会社情報]を選択し、その後[アカウント設定]のページから以下のようにサイトコードの設定が可能です。
このサイトコード設定を有効にした場合と無効にした場合、以下のような動作となります。
サイトコード設定が有効な場合
サイトコードを有効にしている場合は以下のように各サイト毎に固有のサイトコードを設定します。
このサイトコードはサイトの配下にあるZoom Phoneユーザーの元々の内線番号の先頭につけられます。そのため、例えば元々の内線番号が"009"のユーザーがサイトコード"123"のサイトに割り当てられた場合、そのユーザーの内線番号は"123009"に変更されます。
サイトコードにより内線番号からユーザーが所属するサイトの判別が容易になります。
サイトコード設定が無効な場合
サイトコード設定が無効な場合はZoom Phoneユーザーをサイトに割り当てた場合でも内線番号は元々利用していたもののままとなります。
またサイトコードを有効にした場合でも、上記の[アカウント設定]より、サイトコードを再度無効にすることが可能ですが、以下の点をご確認ください。
- サイトコードを無効にした場合でも内線番号はサイトコードを有効にする前に利用していた内線番号には戻りません。
- ユーザーが異なるサイトに所属する場合でも同じ内線番号を利用することはできず、アカウント内において一意の番号が割り当てられている必要があります。
サイト間の移動について
ユーザーが所属するサイトは以下手順にて変更することが可能です。
- 管理者権限にてZoom Webポータルにサインインします。
- [電話システム管理]、[ユーザーとルーム]を選択し、設定を行うユーザーを選択します。
- [プロフィール]タブより、所属するサイトを選択します。
上記のようにユーザーのサイト設定を変更した場合、以下のような影響が発生します。
- サイトコードが有効な場合、該当ユーザーのサイトコードも変更先のものになります。
- サイト間でポリシー等の設定が異なる場合、サイトの変更を行ったユーザーに変更先の設定が適用されるため意図しない動作が見られる可能性があります。
__________________________________________________________________________
Zoomに関するご要望はこちらから
今後のコンテンツやサービスの検討のため、ぜひ忌憚なきご意見をお寄せください
※こちらにご記入いただいた内容は外部公開はされません
※お問い合わせフォームではございませんので、回答が必要なご質問については営業/ 当社サポートまでお問い合わせください