概要
2022年10月17日より段階的に設定変更されていたミーティングとウェビナー事前登録の管理により事前登録後の参加リンクは表示されなくなりました。
この設定を以前のように元に戻すことはできません。
しかしながら、条件を満たすことにより以下の方法で事前登録後にメールを確認せずに直接参加することは可能です。この設定はセキュリティリスクを理解した上で、お客様自身の責任の下変更してください。
注:以下の設定をした場合、参加者が仮に存在しない任意の電子メールを使用し登録した場合でも、電子メールの検証なしでミーティングやウェビナーに参加できるようになるため注意が必要です。
前提条件
- 管理者またはオーナー
- 事前登録制のミーティングまたはウェビナーをスケジュール
- ミーティングやウェビナー開始までの時間が60分を切っている
- ミーティングやウェビナーが既に進行している
- アカウントまたはグループレベルの設定で登録確認ページに参加情報を表示する設定が有効になっている
設定方法
この設定方法は事前登録後にメール本文を確認せずに直接ミーティングやウェビナーに参加する機能を有効にするものです。
アカウント
- 管理者またはオーナーでZoom Webポータルにサインインします。
- [アカウント管理]>[アカウント設定]>[ミーティング]タブ内で「ウェビナー登録のオプション」を検索します。
- 「[登録確認ページに参加情報を表示する] を有効にすることをホストに許可します」にチェックを入れます。
- 「保存」をクリックします。
グループ
- 管理者またはオーナーでZoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]>[グループ]で設定するグループをクリックします。
- [ミーティング]タブ内で「ウェビナー登録のオプション」を検索します。
- 「[登録確認ページに参加情報を表示する] を有効にすることをホストに許可します」にチェックを入れます。
ユーザー
ユーザーはホストとしてミーティングやウェビナーをスケジュールする際に設定します。
注:アカウント設定やグループ設定で「[登録確認ページに参加情報を表示する] を有効にすることをホストに許可します」が有効になっている必要があります。
- ミーティングやウェビナーをスケジュール時に[登録]を必須の設定にします。
- [スケジュール]をクリックしミーティングまたはウェビナーをスケジュールします。
- ミーティングの場合は[登録]タブをクリック、ウェビナーの場合は画面を下にスクロールし「登録確認ページに参加情報を表示する」にチェックマークがついていることを確認します。
ミーティング:
ウェビナー:
注:上記設定名は「登録確認ページに参加情報を表示する」ですが、実際の挙動は以下となり、以前のように参加リンクが表示されるという意味ではありません。代わりに[参加]ボタンが表示されます。
事前登録後の挙動
以下の条件でミーティングやウェビナー参加者(出席者)が事前登録した際の挙動です。
- 自動承認の設定をしている
ミーティングやウェビナー開始時間61分以上前に登録した場合
- 事前登録用リンクをクリックし、事前登録をします。
- 事前登録完了後、以下のような[参加]ボタンなしの画面が表示されます。
- 登録したメールアドレス宛てに確認メールが届いているか確認し、そこから参加します。
ミーティングやウェビナー開始60分以内に登録した場合
- 事前登録用リンクをクリックし、所要事項を入力します。
- [登録してご参加ください]ボタンをクリックすると以下のように[参加]ボタンが表示されます。
- この[参加]ボタンをクリックすると、ミーティングやウェビナーに参加するためのフローが走ります。
ミーティングやウェビナー開催中に登録した場合
- 事前登録用リンクをクリックし、所要事項を入力します。
※ミーティングやウェビナーが既に開催中の場合は、以下のように登録ページにその旨記載されます。 - [登録してご参加ください]をクリックします。
- 以下の通りミーティングやウェビナーに直接参加する挙動となります。
注:ミーティングやウェビナースケジュール時に[出席者に参加時に認証を行うことを求める]を有効にし、更に以下のように社内ドメイン限定など認証方法を事前に作成し設定しておくことで、存在しないメールアドレス登録による直接参加を防ぐことが可能です。[Zoomにサインイン]を選択した場合はZoomアカウントを持っているユーザーであれば誰でも参加できるため、注意が必要です。
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