概要
Zoom Appsは、Zoomデスクトップクライアントとミーティングから直接アクセスできるようにすることで、アプリとビデオコミュニケーションの機能を組み合わせることができます。Zoom Appsを利用することで、ワークフローの合理化や同僚とのコラボレーションが可能になるほか、友人や家族との交流が円滑になります。
これらのアプリはZoomが審査と承認を行い、デスクトップクライアントまたはZoom App Marketplaceから直接インストールできます。インストール後、Zoomデスクトップクライアントで直接アプリを使用してプロジェクトを操作するか、開いているアプリでミーティングを開始し、他のユーザーに表示したり、コラボレーションを依頼します。
目次
前提条件
ミーティング中の動作をサポートするアプリ
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows: グローバル最小バージョン以降
- Windows7以降
- WebView2バージョン109.0.1518.49以降
- macOS: グローバル最小バージョン以降
- macO:10.13以降
- VDI:5.8.4以降
- Windows: グローバル最小バージョン以降
- Zoomモバイルアプリ
- Android: 5.14.10以降
- iOS: 5.12.6以降
ブレイクアウトルームで動作をサポートするアプリ
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows: グローバル最小バージョン以降
- Windows7以降
- WebView2バージョン109.0.1518.49以降
- macOS: グローバル最小バージョン以降
- macO:10.13以降
- VDI:5.8.4以降
- Windows: グローバル最小バージョン以降
- Zoomモバイルアプリ
- Android: 5.14.10以降
- iOS: 5.12.6以降
ウェビナーでサポートするアプリ
- Zoomデスクトップクライアント
- Windows:グローバル最小バージョン以降
- Windows7以降
- WebView2バージョン109.0.1518.49以降
- macOS: グローバル最小バージョン以降
- macO:10.13以降
- Windows:グローバル最小バージョン以降
注:デスクトップクライアント上で「アプリ」の表示がない場合には、アカウント管理者へ連絡し、機能を有効化する必要があります。
Zoom Appsのインストール方法
Zoom Appsはミーティング開始前はZoom App Marketplaceまたはデスクトップクライアントの[アプリ]タブから、もしくはミーティング進行中にインストールできます。
注:Zoom AppsはZoomモバイルアプリから直接インストールすることはできませんが、デスクトップクライアントまたはZoom App Marketplaceにインストール済みの連携アプリを開いて使用することは可能です。
ミーティングまたはウェビナー中にインストールする
- ミーティングを開始します。
- [アプリ]をクリックします。
- [Add Apps]タブをクリックします。
- [Discover All]セクションのおすすめアプリを確認します。
- アプリにカーソルを合わせクリックすると、詳細が表示されます。
[Get]>[Add]の順にクリックしてアプリをインストールします。 - 画面に表示される認証手順に従います。
これらは、インストールしているアプリによって異なる場合があります。
注:ブレイクアウトルームでZoom Appへのアクセスおよびインストールするにはバージョン5.8.3以上が必要です。
デスクトップクライアントにインストールする
- Zoomデスクトップクライアントを開きます。
- アカウントにサインインします。
- [アプリ]タブにサインインします。
- [Add Apps]タブで、インストールに使用できるアプリを表示します。
- アプリにカーソルを合わせクリックすると、詳細が表示されます。
[Get]をクリックしてアプリをインストールします。
必要なアカウント情報へのアクセスをアプリに許可するため、Webページが起動します。表示される指示に従ってください。
注:代わりに、[事前承認を要求]オプションが表示されている場合、アカウントオーナーまたは管理者がアプリをインストールする前にアプリを承認しなければなりません。[事前承認を要求]をクリックして、オーナーまたは管理者にリクエストを送信します。
マーケットプレイスからインストールする
- Zoom App Marketplaceに移動してサインインします。
- 検索バーにテキストを入力するか、カテゴリ選択、または現在表示されているアプリをフィルタリングして、アプリを検索します。
- 検索を実行後、アプリアイコンをクリックして選択します。
- [インストール]をクリックします。
- 代わりに、[事前承認を要求]オプションが表示されている場合、アカウントオーナーまたは管理者がアプリをインストールする前にアプリを承認しなければなりません。[事前承認を要求]をクリックして、オーナー/管理者にリクエストを送信します。
- インストール完了後、Zoom連携アプリはデスクトップクライアントでミーティングで使用可能になります。
Zoom Appsを開く
Windows | macOS
ミーティング外で開く
- [アプリ]タブをクリックします。
- インストール済みのアプリを表示するには、[My Apps]をクリックします。
- 使用したいアプリを検索し、カーソルを合わせクリックするとZoom連携アプリがZoomウィンドウ内で開きます。
- (オプション)開いている複数のアプリを切り替えるには、ウィンドウの上部にあるアプリの名前の横にあるプルダウンをクリックし、開いている別のアプリを選択します。
- (オプション)左上隅にある[My Apps]をクリックして、インストールされているアプリの一覧に戻り、別のアプリを開きます。
アプリを開くと、追加のオプションがあります。
-
ミーティングの開始:インスタントミーティングを開始し、他の人に共同作業を開始するよう依頼します。現在開いているアプリは、ミーティングで自動的に開かれ、[招待]ウィンドウが表示され、ミーティングに参加して共同作業する他の連絡先を選択します。
- ユーザーにアプリの使用を勧める:開いているアプリを使用して、ミーティング外であなたと共同作業する他の人を招待します。これらの受信者はチャットメッセージを通じて通知されます。リクエストの受信者は、Zoom Appsをインストールして承認する必要があります。
-
詳細:
- 新しいウィンドウで開く:Zoomデスクトップクライアントとは独立して移動およびサイズ変更できる新しいウィンドウでアプリを開きます。
- アプリの更新
-
閉じる
注:各アプリには、ここに記載されている以外にもオプションや機能があり、アプリによって異なります。詳しくはZoom Appsの専用ドキュメントをご参照ください。
ミーティングまたはウェビナーで開く
Zoom Appsは、クライアントで開いてからミーティングに取り込んだり、必要に応じてアクティブなミーティング中に開始できます。
ミーティングやウェビナーでのZoom Appsへのアクセスは、その時ホストの役割を担っている参加者ではなく、ミーティングホストがいるかどうかで制限されます。
Zoom Appsは、通常ホストのみが提供できるミーティングやウェビナー情報へのアクセスを必要とする場合があります。これらのZoom Appsは、ホストが出席している場合にのみ、ミーティングやウェビナーで使用できます。
その他の Zoom Appsでは、ホストが同席していなくても情報へのアクセスは可能ですが、使用できる内容は限られています。
また、ミーティングのホストは、ミーティング中のセキュリティ制御機能を操作し、いつでもすべてのZoom Appsの使用を停止することができます。
- ミーティングまたはウェビナーを開始します。
- ミーティングコントロールから[アプリ]をクリックします。
- インストール済みのアプリを閲覧するには、[My Apps]をクリックします。
- 使用したいアプリをクリックするとサイドパネル内でそのアプリが開きます。
注:ミーティングまたはウェビナーのオーナーが出席しない場合、一部のZoom連携アプリは使用できないことがあります。 - (オプション)開いている複数のアプリを切り替えるには、パネルの上部にあるアプリの名前の横にあるプルダウンをクリックし、開いている別のアプリを選択します。
アプリが開くと、次のオプションが表示されます。
-
アプリ画面の共有:アプリの使用画面をミーティングの参加者と共有する操作を開始します。
-
ユーザーにアプリの使用を勧める: 他の参加者を対象に、アプリを共同でインストールして使用するように招待します。
ユーザーは[全員に送信]また[参加者を選択...]オプションを選ぶことができます。
参加者には、バナーとチャットメッセージでZoom Appsを使用するための招待が通知されます。参加者はZoom Appsをインストールして承認する必要があります。注:
- 一部のアプリでは、アプリをインストールすることなく、共有機能のみでコラボレーションが可能です。
- デスクトップクライアントのバージョンが要件を満たしていない場合は、チャットのアプリメッセージで「このメッセージを表示するには最新バージョンにアップグレードしてください」と表示されます。
-
アプリビューを展開:パネルの側面を広げると、開いているアプリが使いやすくなります。
[アプリビューを折りたたむ]をクリックすると、サイズが元のサイズに戻ります。
App Dockで開く
Essential Appsバンドルにアクセスできるアカウントのユーザーは、ミーティング中にミーティングウィンドウの右側にあるApp Dockにこれらのアプリが表示されます。これにより、プレミアムZoomアプリに簡単にアクセスできます。
- デスクトップクライアントにサインインします。
- ミーティングを開始、またはミーティングに参加します。
App Dockがミーティングウィンドウの右側に表示されます。 - リストからアプリのアイコンをクリックします。
アイコンの横に+が表示されているアプリは、まだインストールしていないことを意味します。 - (オプション) [Add]アイコンをクリックしてアプリをインストールするか、[Request]をクリックして管理者にアプリの利用承認を要求します。
詳細はこちらをご参照ください。
ゲストモードで開く
ゲストモードは、Zoomが参加者のZoomアカウントデータへのフルアクセスをアプリに与えることなく、ミーティング参加者がアプリを使用できるようにすることです。
これにより、参加者全員が自分でアプリを追加しなくても、アプリがインタラクティブな体験を提供できるようになります。アプリの動作には、参加者のデータが必要です。
注:ゲストモードはアプリ開発者によって有効化され、許可されている必要があるため、すべてのアプリで使用できるわけではありません。
ゲストモードではアプリは以下にアクセスします:
-
基本プロフィール情報
参加者の表示名のみが含まれます。 -
基本的なブラウザとデバイスのデータ
アプリはWebブラウザ技術を使用して機能し、他のWebブラウザと同様に参加者のIPアドレスを受け取り、参加者のデバイスにCookieを保存することができます。 -
Zoomとの対話方法に関する基本情報
アプリは、リアクションやカメラやマイクのオン/オフなど、参加者がZoomとどのようにやり取りしたかに関する基本情報を受け取ることができます。
パフォーマンス統計
アプリがどの程度機能しているかについてのパフォーマンス統計を収集することもできます。
注:
アプリは、お客様、ホスト、その他の第三者がアプリと共有した、お客様または他者に関する情報にもアクセスできる可能性があることを認識しておくことが重要です。例えば、ホストまたはそのアカウンオーナーが電子メールおよびプロフィール情報にアクセスできる場合、ホストはお客様の電子メールおよびプロフィール情報を本アプリと共有することができます。
特定のアプリの詳細については、Zoomのアプリマーケットプレイスの一覧ページでいつでも確認できます。
Android | iOS
ミーティング外で開く
- Zoomモバイルアプリにサインインします。
- [詳細]をタップします。
- [アプリ]をタップします。
インストールされているアプリが表示されます。グレーで表示されているアプリは、現在モバイルではサポートされていません。
注:アプリがインストールされていない場合は、デスクトップクライアントまたはマーケットプレイスから直接インストールする必要があります。 - インストール済みのアプリをタップして開きます。
アプリが開かれると、次のオプションが表示されます:
-
送信:開いたアプリを他の人に使ってもらい、共同作業をしてもらいます。以下のオプションがあります。
- ユーザーに使用を勧める:このアプリをインストールして開くよう、ユーザーに招待状を送ります。
- リンクをコピー:アプリのマーケットプレイスページへのリンクをコピーし、他の人と共有することができます。
- その他のオプション:iOSの共有オプションを開きます。
-
詳細[・・・]:
- ミーティングの開始:インスタントミーティングを開始し、他のユーザを招待して共同作業を開始します。現在開いているアプリケーションはすべてミーティングで自動的に開き、ミーティングに参加して共同作業を行う他の連絡先を選択するための[招待]ウィンドウが表示されます。
- 最新の情報に更新:現在開いているアプリをリロードします。
-
閉じる:現在のアプリを閉じます。
注:各アプリには、ここに記載されている以外にもオプションや機能があり、アプリによって異なります。詳しくはZoom Appsの専用ドキュメントをご参照ください。
ミーティングまたはウェビナーで開く
Zoom Appsは、アプリで開いてからミーティングに取り込んだり、必要に応じてアクティブなミーティング中に開始できます。
ミーティングやウェビナーでのZoom Appsへのアクセスは、その時ホストの役割を担っている参加者ではなく、ミーティングホストがいるかどうかで制限されます。
Zoom Appsは、通常ホストのみが提供できるミーティングやウェビナー情報へのアクセスを必要とする場合があります。これらのZoom Appsは、ホストが出席している場合にのみ、ミーティングやウェビナーで使用できます。
その他の Zoom Appsでは、ホストが同席していなくても情報へのアクセスは可能ですが、使用できる内容は限られています。
また、ミーティングのホストはミーティング中のセキュリティ制御機能を操作し、いつでもすべてのZoom Appsの使用を停止することができます。
- ミーティングまたはウェビナーを開始します。
- コントロールツールバーから、[アプリ]をタップします。
- インストール済みのアプリがリストに表示されます。グレーで表示されているアプリは、現在モバイルではサポートされていません。
注:
アプリがインストールされていない場合は、デスクトップクライアントまたはマーケットプレイスから直接インストールする必要があります。
ミーティングまたはウェビナーのオーナーが同席しないと、特定のZoomアプリを使用できない場合があります。 - インストール済みのアプリをタップして開きます。
アプリが開かれると、次のオプションが表示されます:
-
送信:他の参加者を招待し、アプリをインストールして共同で使用する。ユーザーは、「全員に送信」または「参加者を選択...」を選択できます。参加者には、バナーとチャットメッセージでZoomアプリへの招待が通知され、Zoomアプリをインストールして承認する必要があります。
- 共有:ミーティングまたは参加者とアプリビューの共有を開始します。
- アプリを更新:現在のアプリをリロードします。
-
閉じる:現在のアプリを閉じます。
注:アプリによっては、アプリをインストールしなくても、共有だけで共同作業ができるものもあります。
デスクトップクライアントのバージョンが要件を満たしていない場合、チャットのアプリメッセージは[このメッセージを表示するには最新バージョンにアップグレードしてください]と表示されます。
この記事は、「Getting started with Zoom Apps」を元に作成しました。