概要
Proを含め有料契約済みのお客様は、アカウント内の一部のコミュニケーションコンテンツの保存場所を選択できます。ストレージ用のリージョンは次のいずれかの中から選択できます。
- オーストラリア
- ブラジル
- カナダ
- ドイツ
- 日本
- シンガポール
- メキシコ*
- スイス*
- アメリカ合衆国
アカウントデータと運用データは引き続き米国に保存されます(これらのデータの詳細は、Zoomプライバシーに関する声明をご参照ください)。
管理者は、次のコンテンツが保存されるリージョンを決定できます。
- ミーティングとウェビナー
- クラウドレコーディング
- クラウドレコーディングの文字起こし
- クラウドレコーディング利用時のミーティングチャットと送信されたファイル
- スマートネームタグ
- Zoomホワイトボード
*注: ホワイトボードのコンテンツ保存場所として、現在スイスおよびメキシコは利用できません。スイスまたはメキシコでのデータ保存が必要な場合、Zoomホワイトボードを有効にしないでください。 - Zoom Phone
- Zoom Contact Center
以下のコミュニケーションコンテンツの保存場所は変更されません。これらのコンテンツは、アカウントがプロビジョニングされたリージョンに引き続き保存されます。
高度なSAMLマッピングを利用することで、各ユーザーが生成したコンテンツの保存場所を属性として付与することができます。
この記事の内容は次の通りです。
前提条件
- アカウントオーナー、管理者などの必要な権限を持つユーザー
- Pro以上のアカウント
- データセンター設定で国/リージョンが選択されていること
- Zoom Phoneのリージョンをカスタマイズするには、「Zoom webポータルでカスタムSIPゾーンオプションを表示する」を有効化するようZoomサポートへリクエストが必要です。
注: -
この記事は管理者向けです。BusinessまたはEnterpriseアカウントに所属する個々のユーザーは、自身のデータ保存場所を表示したり変更したりすることはできません。
コミュニケーションコンテンツの保存場所の変更
アカウント
- アカウントプロフィールを編集可能な権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [アカウント管理]>[アカウント設定]の順にクリックします。
- [一般]タブをクリックします。
- [データとストレージ]>[レコーディングおよびコンテンツの場所]のプルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
グループ
- グループ設定を編集可能な権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]>[グループ]の順でクリックします。
- 設定を編集するグループ名をクリックします。
- [一般]タブをクリックします。
- [データとストレージ]>[レコーディングおよびコンテンツの場所]のプルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
ユーザー
- ユーザー設定を編集可能な権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [ユーザー管理]>[ユーザー]の順でクリックします。
- 設定を編集するユーザーのメールアドレスをクリックします。
- [設定]>[一般]をクリックします。
- [データとストレージ]>[レコーディングおよびコンテンツの場所]のプルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
Zoom Rooms
- Zoom Roomsの管理権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [ルーム管理]>[Zoom Rooms]の順でクリックします。
- 編集したい場所を部屋の階層からクリックします。たとえば、特定のフロアにあるすべての部屋に同じコンテンツを適用したい場合は、その階層の中からフロア名をクリックします
- アカウント全体の場合:[アカウント設定]をクリックします。
- ロケーションごとの場合:ロケーション名をクリックし、上部の[国/地域設定]をクリックします。
- フロアごとの場合:ロケーション横の矢印をクリックし、「編集」をクリックします。
- ルームごとの場合:設定を編集したいルーム名をクリックし、[編集]をクリックします。
- [コミュニケーションコンテンツの保存先]セクションの[レコーディングおよびコンテンツの場所]のプルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
Zoom Phoneの自動受付
- 自動受付設定の編集権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [電話システム管理]>[自動受付]の順でクリックします。
- 編集する自動受付設定の名前をクリックします。
- [プロフィール]タブ配下の[Data & storage]プルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
Zoom Phoneコールキュー
- コールキュー設定の編集権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [電話システム管理]>[コールキュー]の順でクリックします。
- 編集するコールキュー設定の名前をクリックします。
- [プロフィール]タブ配下の[Data & storage]プルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
Zoom Phone共有回線グループ
- 共有回線設定の編集権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [電話システム管理]>[共有回線]の順での順でクリックします。
- [共有回線グループ]タブを開きます。
- 編集する共有回線グループ設定の名前をクリックします。
- [プロフィール]タブ配下の[Data & storage]プルダウンをクリックし、データを保存するリージョンを選択したあと、[保存]をクリックします。
Zoom Contact Centerキュー
- キューの編集権限を持つ管理者でZoom Webポータルにサインインします。
- [コンタクトセンター管理]>[キュー]の順にクリックします。
- 編集したいキュー名をクリックします。
- [ストレージ]セクションまでスクロールします。
- プルダウンメニューからロケーションを選択し、[保存]をクリックします。
注: オプションがグレーアウトしている場合はアカウントレベルでロックされています。管理者に連絡し、設定変更を依頼してください。
Zoom Contact Center受信ボックス
- キューの編集権限を持つ管理者としてZoom Webポータルにサインインします。
- [コンタクトセンター管理]>[受信ボックス]の順にクリックします。
- 編集したい受信ボックス名をクリックします。
- [ストレージ]セクションまでスクロールします。
- プルダウンメニューからロケーションを選択し[保存]をクリックします。
注: オプションがグレーアウトしている場合はアカウントレベルでロックされています。管理者に連絡し、設定変更を依頼してください。
Zoom Contact Centerアカウント
- Zoom Webポータルにサインインします。
- [コンタクトセンター管理]>[環境設定]の順にクリックします。
-
[アカウント]タブの[プライバシーとデータ保持]セクション内の[通話コンテンツのストレージロケーション]で、以下コンテンツのロケーションを選択します。
- レコーディング、文字起こし、および受信ボックスメッセージ: 音声およびビデオエンゲージメントに関する音声通話レコーディング、ビデオ通話レコーディング、レコーディングの文字起こし、ボイスメール、ボイスメールの文字起こしが含まれます。
- メッセージの文字起こし: ウェブチャット、アプリ内チャット、SMS(のメッセージやファイルで、エージェント、スーパーバイザー、および顧客との間で送受信されたものが含まれます。
各レコーディングの保存場所を変更する
- レコーディングの管理権限を持つユーザーでZoom Webポータルにサインインします。
- [アカウント管理]>[レコーディングと文字起こし管理]の順でクリックします。
- 保存先を変更する録画データを検索し、右端の[・・・]>[場所を移動]をクリックします。
- [場所を移動]のプルダウンより、保存先のリージョンを選択し、[移動]をクリックします。
この記事は「Managing Data & Storage location」を元に作成されました。
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