概要
Neat Pulse Controlは、Neatデバイス用のクラウドベース管理プラットフォームです。
Neat Pulse ControlはNeatファームウェア固有の各種設定の閲覧や更新、Neatデバイスのリモート管理、ライブ環境データ、ログの表示など、Neat固有の制御と監視を提供します。Neat Controlは、ZoomのZDMやMicrosoftのTACプラットフォームでは利用できないNeatレベルのビューを提供します。
目次
- 前提条件
- ログイン方法
- デバイス、ルーム、プロファイル
- デバイス登録
- ユーザー
- 設定
- 監査ログ
- 組織
- Neat Pulse Controlでのトラブルシューティング
- フィルタリング
- Neat Pulse Controlガイド
前提条件
- バージョン20230504以上で動作しているNeatデバイス
- Neat Pulseネットワーク要件を満たしていること
- デバイスはOut-Of-box(OOB)設定とペアリングが完了し、ネットワークに接続されていること
ログイン方法
Neat Pulse Controlからアカウントを取得すると、Webブラウザからhttps://pulse.neat.no/のリンクを使用してポータルへログインすることが可能です。
ログイン方法:
- Googleアカウント
- Microsoftアカウント(Active Directoryアカウントのみ。個人のOutlookアカウントは不可。)
- メールアドレスとパスワード
デバイス、ルーム、プロファイル
Neat Pulse Controlにログインすると、組織の[Devices]ページが表示されます。このビューには、Neat Pulse Controlで現在管理されているすべてのNeatデバイスが表示されます。
Neat Pulse Controlは、すべてのデバイスをルームにグループ化します。(例:「会議室A」と付けられたルームはデバイス"Neat Board"に含まれます。)
それぞれの部屋は独自の設定を持たせるか、同じ設定を持つルームグループの一部になることも可能です。後者は、グループ化される部屋に共通の[Profile]を割り当てることができます。
さらに、組織内の場所や地域ごとに部屋をリストアップすることもできます。
[Devices]ページはデバイスを追加する場所でもあります。(参照:デバイス登録)
Neat Pulse Control: Devices ページ
Neat Pulse Control: Adding a Profile
デバイス登録
NeatデバイスをNeat Pulse Controlで使えるようにするには、最初に物理的なインストールやネットワークへの接続および初期設定とペアリングを完了する必要があります。
[Devices]ページより、ページ上部にある'Add device'ボタンをクリックします。'Add device'ポップアップが表示されたら、任意のルーム名を入力します。ルームを保存すると、ルーム用のEnrollment codeが生成されます。
次にNeatデバイスのシステム設定の[Neat Pulseに追加]オプションをクリックし、Enrollment codeを入力します。完了すると、Neat Pulseの新しく作成されたルームの配下にデバイスが表示されます。
Neat Pulse Controlにデバイス登録する方法をステップバイステップで確認するには、こちらのリンクをご参照ください。
ユーザー
Neat Pulse Controlはユーザーが管理できます。ユーザーには2種類あります。
- オーナー:オーナーは組織のすべての設定にアクセスできます。一つの組織に複数のオーナーを設定することが可能です。
- 管理者:管理者のアクセスは特定の地域に制限されています。管理者はこれらの地域のエンドポイントの管理のみ可能で、プロファイルの編集はできません。ユーザーの追加と組織の設定の編集は可能です。
設定
[Settings]セクションでは、ユーザーによる組織名の変更、分析の有効化および無効化のほかに、地域や場所をNeat Pulse Controlプラットフォームに追加することができます。地域や場所は組織内の特定のNeatデバイスのビューを作成するのに効果的です。
監査ログ
監査ログは、Neat Pulse Control 内で実行されたアクションを監視するために使用されま す。監査ログページでは、ログを[User action log]または[Device change log]でフィルタリングできます。[Export logs]ボタンを押すと、ログ全体を含む .csv ファイルがダウンロードできます。
組織
最初にユーザーアカウントを作成する際、Neat社があなたの会社の組織を作成します。Neat Pulse Controlでユーザーが追加できる組織の数に制限はありません。組織間の移動は、サインイン、サインアウトの必要はありません。
ユーザーは左側のメニューで現在の組織名をクリックすると、所属している組織のリストを表示できます。
以下の例では「Neat - Support org」をクリックすると「Organization」ビューに移動し、Pulse Control上で所属している2つの組織(Neat - Support orgおよびNeat Pulse -PSなど)を表示できます。
Neat Pulse Control: Organizations(画像はこちらから引用しています)
Neat Pulse Controlでのトラブルシューティング
Neat Pulse Controlは、組織内のすべてのNeat デバイスを管理および監視するための集中型プラットフォームを提供します。これは、Neatデバイスのユーザーから報告された問題をリモートでトラブルシューティングする場合に役立ちます。
リモートコントロール
リモートコントロール機能を使用すると、Neat デバイスとのリモート・セッションが開始され、WebブラウザからNeat デバイスの表示、管理、更新を行うことができます。ペアリングされたデバイスは、両方のデバイスを同時にリモートコントロールできます。
フィードバックの送信
また、Neat Pulse ControlでアクティブになっているNeat デバイスから直接ログを取得することも可能です。これは、問題のトラブルシューティングを試みている場合や、Neat テクニカルサポートチームに問題レポートを送信したい場合に便利です。
この操作には、[Devices]から、トラブルシュートしたいデバイスを探す→画像をクリックする(オンラインである必要があります)→[・・・more]アイコン→[Submit Logs]の順でクリックします。
デフォルトのメールクライアントが開き、メールのTOフィールド(support@neat.no)と件名(ユニークコード)が予め入力されます。メール本文に問題の詳細を記入し、Neatテクニカルサポートチームにサポートチケットを送信します。
関連記事:Neat Pulse Control_Neatサポートに問題の報告をする方法
フィルタリング
フィルタリングにより、[Devices]ページから確認したいルームを、[Audio logs]ページより確認したいログエントリのみを表示させることができます。画面右上からアクセスでき、そのエリアに関する様々なオプションが表示されます。例えば[Devices]ページでは、Pulse Controlはステータス、デバイス、プロファイル、地域、場所に基づいてフィルタリングすることができ、監査ログページでは、日付、ユーザー、イベントタイプに基づいてフィルタリングすることができます。
Neat Pulse Controlガイド
Neat Pulse Controlガイドを閲覧またはダウンロードするには、こちらをご確認ください。
この記事は、「Get stated: Neat Pulse Control」を元に作成しました。
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