概要
以下の表に Zoom Phone に対応するハードウェアデバイスリストをまとめています。 また、サポートされている機能の一覧も確認できます。 Zoom Phone にデバイスを追加する前に、プロビジョニング プロセスの概要をご覧ください。
認定の詳細や Zoom 認定デバイスの一覧については、Zoom 認定のページにアクセスしてください。 Zoom Phone 専用ハードウェアについては、サポート対象のデバイスリストをご覧ください。
Zoom Phone Interop認定のハードウェアについては、Zoom Phone Interop認定ハードウェアのリストをご覧ください。
この記事では、次の項目についてご説明します。
前提条件
- 固定電話で Zoom Phone を使用するには、TLS 1.2 をサポートする必要があります。
- デバイスが正常に動作するには、以下に記載されている最新のファームウェア バージョンが必要です。 以下の表でファームウェア バージョンをクリックすると、ダウンロードできます。なお2021年10月以降、対応するファームウェアの欄にはファームウェアのリリース日が記載されています。
- ゼロタッチ プロビジョニングのファイアウォール ルールを確認するには、Zoom Phone向けFirewallルールをご参照ください。
暗号化
デバイス / クライアントからサーバーへの Zoom Phone SIP シグナリング通信と電話プロビジョニング セッションは、AES-256 ビット暗号化を使用した TLS v1.2 を介して行われます。 Zoom Phone 通話メディアは、AES-128またはAES-256 ビットのデバイス暗号化を使用して、SRTPによって転送および保護されます。
重要: デフォルトでは、AES-128 ビット暗号化はデバイスに対して有効になっています。 管理者は、ウェブポータルを使用してデバイスを AES-256 ビット暗号化にアップグレードすることが可能です。 Zoom Phoneの暗号化の詳細はこちらをご確認ください。
固定電話
Zoom Phoneアプライアンス
Zoom Phoneアプライアンスについては、認定デバイスのリストをご確認ください。
Zoom Phoneアプライアンスの始め方、またZoom Phoneアプライアンスのユーザーガイドにて詳細を確認することが可能です。
AudioCodes
注:
- 特定の改訂番号を持つ一部のモデルはサポートされていません。 詳細については、AudioCodes ウェブサイトをご覧ください。
- 450HD の場合、Zoom Phone は汎用 SIP バージョンのみをサポートします。 Skype for Business (SfB) ファームウェアがある場合は、汎用 SIP に変換するために AudioCodes サポートに連絡してください。
モデル名 |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
405HD IP 電話機 | ✔ | AES-128 |
2.2.16.689 (2024年4月14日) |
✔ |
445HD IP 電話機 | ✔ |
AES-128 |
3.4.10.94.1 汎用 SIP (2024年5月19日) |
✔ |
450HD IP 電話機 (上記の注を参照) |
✔ | AES-128 |
3.4.10.94.1 汎用 SIP (2024年5月19日) |
✔ |
C450HD IP 電話機 | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
3.4.10.94.1 汎用 SIP (2024年5月19日) |
✔ |
RX50 Conference Phone | ✔ | AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
3.4.10.94.1 |
✔ |
Avaya
注:ZoomプロビジョニングURLを利用したアシストプロビジョニングはAvayaJ100シリーズでは利用できません。そのため登録コードを利用する必要があります。
モデル名 |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
J139 | ✔ | AES-128 | 4.13.0.6 | ✔ |
J159 |
✔ |
AES-128 |
4.13.0.6 | ✔ |
J179 | ✔ | AES-128 | 4.13.0.6 | ✔ |
J189 | ✔ | AES-128 | 4.13.0.6 | ✔ |
Cisco
注:
- Zoom Phone でサポートされているのは、Cisco マルチプラットフォーム(MPP)電話機のみです。 モデル番号の後ろに 3PCC、3PC、3PW が付いています。
- 互換性のあるモデルとエンタープライズから MPP へのファームウェア変換に関する Cisco のドキュメントを注意深く見直し、デバイスに必要なファームウェアおよびサービスと互換性があることを確認してください。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
ファームウェア |
||
6821 / 6851 / 6861 / 6871 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
7811 / 7821 / 7841 / 7861 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
7832 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
8811 / 8841 / 8851 / 8861 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
8832 IP 電話 (マルチプラットフォーム バージョン) |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
8845 / 8865 IP 電話 (マルチプラットフォーム バージョン) |
✔ |
AES-128 |
(2024年5月19日) |
✔ |
GrandStream
セキュリティ要件の強化により、Zoom PhoneのプロビジョニングサーバーはMD5が付与されているエンドポイント工場証明書、またその他の制限をサポートしていません。そのためGrandstreamの古いハードウェアバージョンモデルはZoom Phoneのアシストプロビジョニングをサポートしていない場合がございます。
以下のGrandstreamデバイスはZoom Phoneサービスに必要な証明書と暗号化がサポートされていることが確認されています。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
ファームウェア |
ハードウェア |
||
GRP2601 / 2602 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
V1.7, V1.8, V2.5, V2.6, V4.6 |
✔ |
GRP2603 / 2604 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
V1.5, V1.6 |
|
GRP2601P / 2602P / 2602W /2603P / 2604P IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2022年9月18日) |
|
✔ |
GRP2601P / 2602P / 2602W /2603P / 2604P IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2022年9月18日) |
|
✔ |
GRP2601P / 2602P / 2602W /2603P / 2604P IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2022年9月18日) |
|
✔ |
GRP2612 / 2613 / 2614 / 2615 / 2616 / 2624 / 2634 / 2670 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
|
✔ |
WP810 / 822 / 825 IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年6月16日) |
|
✔ |
注:
- ご利用のデバイスがサポートされているかを確認する場合はハードウェアのバージョン番号を確認するをご確認ください。
- モデル名に含まれている"P"は電源アダプターを必要としないPoEモデルであることを意味しています。
- ご利用のデバイスモデルがこの表に記載されておらず、アシストプロビジョニングプロセスに失敗した場合、Grandstreamへ直接お問い合わせをお願い致します。
- 詳細について、Grandstream GRP260xの設定ガイドをご参照ください。
- プロビジョニング前にGrandstreamの公式証明書検証Webサイトをご確認ください。またその際にWebサイトの利用方法に関するクイックガイダンスをご確認ください。
ハードウェアのバージョン番号を確認する
- 機器の背面を確認し、添付されているラベルのバーコードを確認します。
- P/Nナンバーの末尾6文字を確認します。その内最初の3桁がハードウェアのバージョン番号となります。例えばP/Nに"962-00113-15A001"と記載されている場合、15Aはハードウェアのバージョン"V1.5"を意味しています。
Poly
注:
- プロビジョニングされた Poly デバイスは、サポートされている最新のファームウェア バージョンに自動的にアップグレードされます。 Poly デバイスを自動的にアップグレードしない場合は、ファームウェア更新ルールを設定してください。
- Zoom は、バージョン 4.0.0 以降の UCS ファームウェアを実行している Polycom デバイスでのみ機能します。 以前のバージョン(Polycom SIP ソフトウェア 3.x 以前)の場合、Zoom では、電話機のウェブ インターフェースからのアップグレード、登録、およびプロビジョニングは動作しません。 この制限は、OBi アナログ電話アダプター(ATA)には適用されません。
- Polycom VVX OBi エディションの電話機はサポートされていません。 唯一の例外は VVX D230 で、これには OBi ファームウェアがあるが、今も Zoom Phone でサポートされています。
- VVX250/350/450にはハードウェアの新旧改定に従い、2つのファームウェアバージョンがあります。新しいハードウェアの改定に関する詳細な情報についてはこちらをご覧ください。
- Poly EdgeのEシリーズでは誤用を防ぐため、ストレージ用のUSBポートはデフォルトで無効になっています。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
|||
CCX400 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ | |
CCX500 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | |
CCX505 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | |
CCX600 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | |
CCX700 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | |
Edge B10 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
✔ | |
Edge B20 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
✔ | |
Edge B30 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
✔ | |
Edge E100 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E220 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E300 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E320 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E350 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E400 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E450 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E500 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Edge E550 |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Rove B1 DECT ベース ステーション |
✔ |
AES-128 |
(2023年7月16日) |
✔ |
|
Rove B2 DECT ベース ステーション |
✔ |
AES-128 |
(2023年7月16日) |
✔ |
|
Rove B4 DECT ベース ステーション |
✔ |
AES-128 |
(2023年7月16日) |
✔ | |
SoundPoint IP 335 |
✔ |
AES-128 |
✔ | ||
SoundPoint IP 550 |
✔ |
AES-128 |
✔ | ||
SoundPoint IP 650 |
✔ |
AES-128 |
✔ | ||
SoundStation IP 5000 |
✔ |
AES-128 |
✔ | ||
SoundStation IP 6000 |
✔ |
AES-128 |
4.0.14.1580G |
✔ | |
Trio 8500 |
✔ |
AES-128 |
7.2.8.0031 |
✔ | ✔ |
Trio 8800 |
✔ |
AES-128 |
7.2.8.0031 (2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
Trio C60 |
✔ |
AES-128 |
9.0.0.10315 |
✔ | ✔ |
VVX D230 DECT Phone |
✔ |
AES-128 |
7.1.3 (2023年2月26日) |
✔ | ✔ |
VVX 101 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
VVX 150 Business IP Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
VVX 201 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
VVX 250 Business IP Phone |
✔ |
AES-128 |
6.4.6.3284(Old hardware rev) (2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 300 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
VVX 301 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 310 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
VVX 311 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 350 Business IP Phone |
✔ |
AES-128 |
6.4.6.3284(Old hardware rev) (2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 400 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
VVX 401 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 410 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
VVX 411 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 450 Business IP Phone |
✔ |
AES-128 |
6.4.6.3284(Old hardware rev) (2024年8月24日) |
✔ |
✔ |
VVX 500 Business Media Phone - 2011年12月 |
✔ |
AES-128 | 5.9.3.9694 | ✔ | ✔ |
VVX 501 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
VVX 600 Business Media Phone |
✔ | AES-128 |
✔ |
✔ |
|
VVX 601 Business Media Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年8月24日) |
✔ | ✔ |
注A
- こちらはPolyのEoSモデルとなっております。そのため同モデルに対するZoom側のサポートは終了される予定です。
- 記載されている日付よりも製造年月日が古いPolyのEoSモデルについてはZoomのセキュリティ要件をサポートできず、Zoom Phoneにて使用することができません。製造年月日は通常の場合、電話機の底面に貼付されているシールで確認できます。
注B
- これらのモデルはSIPビデオをサポートしておりません。
注C
- Poly Edge E400, E450モデルに対し1つの拡張モジュールを取り付けることが可能です。
- Poly Edge E500, E550モデルに対し1つの拡張モジュールを取り付けることが可能です。
注D
- PolyCCXシリーズ、またPoly Trio C60のファームウェアバージョンPVOS 9.x.からそれ以前のバージョンにダウングレードする場合はPoly社のドキュメントに従い、特定のプロセスに従う必要がございます。該当のプロセスについては以下のドキュメントをご参照ください。
Downgrading PVOS 9.x,x to earlier software versions
PVOS 9.0.0 to 8.1.5 Downgrader Release Notes
Yealink
注:
- プロビジョニングされたYealinkデバイスは、サポートされている最新のファームウェアバージョンに自動的にアップグレードされます。Yealink デバイスを自動的にアップグレードさせたくない場合は、ファームウェア更新ルールを設定してください。
- 2020 年 6 月 14 日のファームウェアアップグレード後は、以下の EOL(サポート終了)モデルは ZTP を 1 回のみ使用できます。T29G、T41P、T42G、T46G、T48G、W56P
- 誤用を防ぐため、Yealinkデバイスのストレージ用のUSBポートはデフォルトで無効になっています。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるカスタム ファームウェア |
|||
CP920 Conference Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2023年3月26日) |
✔ | |
CP925 Conference Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2023年3月26日) |
✔ | |
CP925 Conference Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2023年3月26日) |
✔ | |
CP960 Conference Phone |
✔ |
AES-128 |
(2023年3月26日) |
✔ |
|
CP965 Conference Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T21P E2 Entry Level IP Phone |
✔ |
AES-128 |
52.84.3.19 |
✔ |
✔ |
T23G IP Phone |
✔ |
AES-128 |
44.84.3.20 |
✔ |
✔ |
T27G IP Phone |
✔ | AES-128 |
(2023年3月26日) |
✔ | ✔ |
T29G IP Phone |
✔ | AES-128 |
46.83.3.10 (2023年3月26日) |
✔ | ✔ |
T31G IP Phone | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
124.85.3.16 (2024年7月21日) |
✔ | |
T31P IP Phone | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年7月21日) |
✔ | |
T31W IP Phone | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年7月21日) |
✔ | |
T33G IP Phone | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年7月21日) |
✔ | |
T34W IP Phone | ✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年7月21日) |
✔ | |
T40G IP Phone |
✔ | AES-128 |
76.84.3.13 (2023年3月26日) |
✔ | ✔ |
T41P IP Phone |
✔ | AES-128 |
36.83.3.10 (2023年3月26日) |
✔ | ✔ |
T42G IP Phone |
✔ |
AES-128 |
29.83.3.10 |
✔ |
✔ |
T42S IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2022年8月21日) |
✔ |
|
T43U IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T44U IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T44W IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年4月14日) |
✔ |
|
T46G IP Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
T46S IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2022年12月18日) |
✔ |
|
T46U IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T48G IP Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
✔ |
|
T48S IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2022年12月18日) |
✔ |
|
T48U IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T53 IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T53W IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T54W IP Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
T56A Smart Media Phone |
✔ |
AES-128 |
58.85.3.14 |
✔ |
|
T57W IP Phone |
✔ |
AES-128 |
(2024年3月17日) |
✔ |
|
T58A Smart Media Phone |
✔ |
AES-128 |
(2022年6月19日) |
✔ |
|
T58W IP 電話 |
✔ |
AES-128 |
(2024年7月21日) |
✔ |
|
VP59 Video IP Phone |
✔ |
AES-128 |
91.85.3.13 |
✔ |
|
W56P DECT Phone |
✔ |
AES-128 |
✔ |
|
|
W57R DECT Phone |
✔ |
AES-128 |
25.81.3.6 |
✔ |
|
W60P DECT Phone |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2022年10月23日) |
✔ | |
W70B DECT Base Station |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
W78H DECT Base Station |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2023年4月16日) |
✔ | |
Yealink W80M DECT IP マルチセル システム |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ | |
Yealink W90M DECT IP マルチセル システム |
✔ |
AES-128 (デフォルト) AES-256 (オプション) |
(2024年3月17日) |
✔ |
注A
- 2019年以前に製造されたYealinkデバイスはZoom Phoneの暗号化および証明書のセキュリティ要件を満たしていません。これらのデバイスは手動、また一括にてアカウント登録をした場合のいずれにおいてもZoom Phoneのプロビジョニングに失敗します。
注B
- これらのモデルはSIPビデオをサポートしておりません。
Yealinkデバイスの製造年月日を確認する
以下の手順にてご利用されているYealinkデバイスの製造年月日を確認することが可能です。
- シリアル番号を確認します。シリアル番号はラベル、箱、またデバイスのインターフェースに記載されています。
- 製造年月日を確認します。
- 2021年以前に製造されたデバイスの場合
- シリアル番号の6桁目と7桁目を確認してください。この2桁の数字が製造年の下2桁を示しています。
- 例えばシリアル番号が"312921805020xxxx"である場合、6桁目と7桁目が"18"であるためこのデバイスが2018年に製造されたということを示しています。
- 2021年以降に製造されたデバイスの場合
- シリアル番号の中にある文字を確認します。その文字が製造年を表しています。
- 例えばシリアル番号が"808040D4000xxxx"の場合、シリアル番号に含まれるDは、デバイスが2021年に製造されたことを示しています。Dの場合は2021年、Eの場合は2022年、Fの場合は2023年、Gの場合は2024年に製造されたということを意味しています。
- 2021年以前に製造されたデバイスの場合
アナログ ゲートウェイ
注:
- ATAでにて使用可能なのはFXSポートのみです。
-
以下のATAデバイスのみがFAXをサポートしています。詳細については以下のFAXのセットアップガイドをご確認ください。
- Poly OBI series
- AudioCodes MP1XX series
- AudioCodesMP1288, MP504/508(formally M500Li)
- Grandstream HT8XX ATA Series, GXW42XX ATA series
AudioCodes
注:
- セットアップ手順については、AudioCodes MP シリーズ ゲートウェイのプロビジョニング ガイドをご覧ください。
- 特定の改訂番号を持つ一部のモデルはサポートされていません。 詳細についてはAudioCodesのウェブサイトをご覧ください。
- MP504/508(旧M500Li)アナログゲートウェイのアシストプロビジョニングを実施する場合、こちらの手順に従ってください。
- これらのモデルに SRTP を有効にした場合、利用可能なチャンネルが減少します。 次のチャンネルのみが SRTP を有効にして使用できます。
- MP-124:24 チャンネルのうち、17 チャンネル
- MP-118:8 チャンネルのうち、6 チャンネル
- MP-114:4 チャンネルのうち、3 チャンネル
- MP-1288:新しいファームウェアである7, 40A, 500バージョンは新旧両方のハードウェアコンポーネントブレードをサポートします。
新しいハードウェア改訂の詳細についてはこちらをご確認ください。 - (MP-1288 および MP-112 では、利用可能なチャネルは減少しません)
モデル名 |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
MP504/508(formally M500Li) Analog Gateway | ✔ | AES-128 |
7.26A.356.630 |
|
MP-112 (/CER) Analog Gateway | ✔ | AES-128 |
6.60A.368.005 |
|
MP-114 (/CER) Analog Gateway | ✔ | AES-128 |
6.60A.368.005
(2023年7月21日) |
|
MP-118 (/CER) Analog Gateway ※2022年6月1日よりEoLとなることが発表されています。 |
✔ | AES-128 |
6.60A.368.005
(2023年7月21日) |
|
MediaPack MP-124 アナログ ゲートウェイ(注 C を参照) | ✔ | AES-128 |
6.60A.368.005
(2023年7月21日) |
|
MediaPack MP-1288 アナログ ゲートウェイ (注 C を参照) |
✔ | AES-128 |
7.40A.500.775(LR)
(2024年3月17日) |
Cisco
モデル名 |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
AT191-MPP(マルチプラットフォーム) | ✔ | AES-128 |
11.2.3 |
✔ |
AT192-MPP(マルチプラットフォーム) | ✔ | AES-128 |
11.2.3 |
✔ |
GrandStream
注:
- デバイスのプロビジョニングに進む前に、ファームウェアとデバイス証明書のバージョンを確認してください。
- アップグレードプロセスに従って、ATAのファームウェアが以下の最新バージョンであることを確認してください。
- Zoom Phoneプロビジョニングサーバーでは、セキュリティ強化のため、HT8xxがECDSA + SHA 384を使用したGeneration 2 (Gen 2)証明書をサポートする必要があります。ATAユニットにアップデートされたGen 2デバイス工場出荷時証明書がインストールされていることを確認してください。
- HT812/814/818には2つのイーサネットポート(WANとLAN)があります。Zoom Phoneのウェブポータルページでデバイスのプロビジョニングを行う場合は、必ずWANではなくLANのMACアドレスを使用してMACアドレス値を指定してください。
- [ADVANCE SETTINGS]>[Firmware Upgrade and Provisioning]>[Config Server Path]でプロビジョニング/コンフィグサーバーのURLパスを入力する場合は、必ず前面のhttps:// を除いたURLを指定してください。
ATA GrandStreamのファームウェアを更新する
- ATA ウェブページにログインします。
- [STATUS]ページで[Software Version]>[Prog.Firmware]の順に選択します。
- 古いバージョンの場合は、以下のファームウェアをダウンロードしてください。
- [ADVANCE SETTINGS(詳細設定)]ページで、[Upload Firmware(ファームウェアのアップロード)]、[Upload from local directory(ローカル・ディレクトリからアップロード)]の順に選択します。
- 残りの手順に従って、アップグレード・プロセスを完了します。
GrandStreamのユニットに、更新されたGen 2デバイス工場出荷時証明書がインストールされていることを確認します。
- デバイスのウェブページにログインする。
- [STATUS]ページで、[Individual Certificate Generation]を選択する。
-
証明書の名前がGen2(SHA-384 + ECDSA)であることを確認します。
- 正しい名前でない場合は、Grandstreamのガイドに進みます。
- 正しい名前であれば、Zoom Phoneデバイスのプロビジョニングに進みます。
ATA GrandStream LANのMACアドレス値を検索する
- ATAウェブページにログインする。
- [STATUS]ページを選択します。
- ページの上部で、LANのMACアドレス(デバイスMACアドレス)の値を見つけます。
モデル名 |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
GXW4216v2 | ✔ | AES-256 |
1.0.25.1 |
✔ |
GXW4224v2 | ✔ | AES-256 |
1.0.25.1 |
✔ |
GXW4232v2 | ✔ | AES-256 |
1.0.25.1 (2024年6月16日) |
✔ |
GXW4248v2 | ✔ | AES-256 |
1.0.25.1 (2024年6月16日) |
✔ |
GDS3710 | ✔ | AES-256 |
1.0.13.5 (2024年7月21日) |
✔ |
HT801 | ✔ | AES-256 |
1.0.55.5 (2024年8月24日) |
✔ |
HT802 |
✔ | AES-256 |
1.0.55.5 (2024年8月24日) |
✔ |
HT812 | ✔ | AES-256 |
1.0.55.5 (2024年8月24日) |
✔ |
HT814 | ✔ | AES-256 |
1.0.55.5 (2024年8月24日) |
✔ |
HT818 | ✔ | AES-256 |
1.0.55.5 (2024年8月24日) |
✔ |
Poly
注:
- Zoom は、アナログ電話アダプター(ATA)に接続されたアナログ機器やアプリケーションの性能を保証するものではありません。
- Polycom VVX OBi エディションの電話機はサポートされていません。 唯一の例外は VVX D230 で、これには OBi ファームウェアがあるが、今も Zoom Phone でサポートされています。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
サポートされるファームウェア |
||
OBi300 Analog Telephone Adapter(注を参照) |
✔ |
AES-128 |
(2023年5月28日) |
✔ |
OBi302 Analog Telephone Adapter(注を参照) |
✔ |
AES-128 |
(2023年5月28日) |
✔ |
OBi504 Analog Telephone Adapter(注を参照) |
✔ |
AES-128 |
(2022年3月20日) |
✔ |
OBi508 Analog Telephone Adapter(注を参照) |
✔ |
AES-128 |
(2022年3月20日) |
✔ |
ATA 400 |
✔ |
AES-128 |
(2023年9月17日) |
✔ |
ATA 402 |
✔ |
AES-128 |
(2023年9月17日) |
✔ |
固定電話アクセサリ
注:
- セットアップ手順については、メーカーの製品ページを参照する埋め込みリンクをクリックしてください。
- 拡張モジュールを設定したら、追加の回線キーを利用できるように回線キーの設定をカスタマイズします。
Cisco
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
Cisco IP 電話 8851/61 キー拡張モジュール | 該当なし |
Cisco IP 電話 6800 キー拡張モジュール | 該当なし |
注: Cisco キー拡張モジュールは、BLF、短縮ダイヤル、およびコールパークの回線キーと位置のカスタマイズのみをサポートします。
Poly
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
注: EM50 は VVX 450 と併用できます。 |
該当なし |
Edge Eシリーズ拡張モジュール (E400, E450, E500, E550) |
該当なし |
Rove 20 DECT ハンドセット |
8.0.6 |
Rove 30 DECT ハンドセット |
8.0.6 |
Rove 40 DECT ハンドセット |
8.0.6 |
Rove R8 リピータ |
8.0.6 |
Yealink
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
該当なし |
|
該当なし |
|
CP930W DECT 会議電話 (W60B べース ステーションに接続) |
|
該当なし |
|
注:EXP40はサポートされている全てのT4シリーズ電話機に使用可能であり、 EXP50は、サポートされているすべての T5 シリーズ電話機に使用可能です。 |
該当なし |
該当なし |
|
(2023年3月20日) |
|
W56H DECT ハンドセット |
(2023年3月20日) |
(2023年3月20日) |
|
W73H DECT ハンドセット |
(2023年3月20日) |
セッション ボーダー コントローラ(SBC)
AudioCodes
注: 詳しくはAudioCodes 設定ガイド(英語) をご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
Mediant 500 ゲートウェイ & E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 500L ゲートウェイ & E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 800B ゲートウェイ & E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 800C ゲートウェイ & E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 1000B ゲートウェイ & E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 2600 E-SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 4000 SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 4000B SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 9000 SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 9030 SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant 9080 SBC | 7.40A.501.150 |
Mediant Software SBC (VE / SE / CE) | 7.40A.501.150 |
Cisco
注: 詳しくはCisco構成ガイド をご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
Cisco Unified Border Element(CUBE) | 17.3.3 |
Nextgen
注: 詳しくはNextgenのWebサイト をご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア バージョン |
NX-B5000 | 6.7 |
Oracle
注: 詳しくはOracle設定ガイドをご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア |
AP3900 | 8.4.0&9.0.0 |
AP4600 | 8.4.0&9.0.0 |
AP6300 | 8.4.0&9.0.0 |
AP6350 | 8.4.0&9.0.0 |
AP1100 | 8.4.0&9.0.0 |
VME | 8.4.0&9.0.0 |
AP3950 | 9.0.0 |
AP4900 | 9.0.0 |
Ribbon
注: 詳しくは Ribbon 設定ガイド(英語)をご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア |
EdgeMarc 2900e | 15.8.0 |
EdgeMarc 2900a | 15.8.0 |
EdgeMarc 480x | 15.8.0 |
EdgeMarc 6000 | 15.8.0 |
EdgeMarc 7301 | 15.8.0 |
EdgeMarc 7400 | 15.8.0 |
SBC 1000 | 8.1.0 ビルド 526 |
SBC 2000 | 8.1.0 ビルド 526 |
SWe Lite | 8.1.5 ビルド 239 |
SWe Core | V09.00.00R000 |
SBC 5000 | V09.00.00R000 |
SBC 7000 | V09.00.00R000 |
TE-Systems
注: 詳しくは TE-Systems構成ガイドをご覧ください。
モデル |
サポートされるファームウェア |
anynode SBC | 4.4.7 |
ポケットベルとインターコム
Algo
Zoom Phone は、以下のAlgo SIP ベースのポケットベルとインターコムデバイスをサポートします。
注:
- 詳しくは Algo 設定ガイド(英語)をご覧ください。
注: オーディオが失われないようにするには、デバイスのファームウェアは、バージョン 3.2.3 以降にする必要があります。 - Zoom ウェブポータルに Algo デバイスを追加する場合は、次の [デバイス タイプ] フィールドを設定します。
- ブランド: Algo
- モデル: algo-sip-based-device
- 汎用 SIP プロフィールをリクエストするために Zoom に連絡する必要はありません。
モデル |
AES-256による相互TLS暗号化 |
通話メディア |
8301 Paging Adapter および Scheduler |
✔ |
AES-128 |
8186 SIP Horn |
✔ |
AES-128 |
8201 SIP PoE Intercom |
✔ |
AES-128 |
CyberData
Zoom Phone は、以下の CyberDataSIP ベースのポケットベルとインターコム デバイスをサポートします。
リンクをクリックすると、設定ガイドとモデル一覧が表示されます。
- インターコム
- SIP シーリング スピーカー
- ページング アンプ
- SIP IP66 Outdoor Horn
- SIP Strobe
- SIP Call Button
- SIP Paging Adapter
- SIP Paging Server
注: バージョン 20.0.4 以降のファームウェアを実行していて、CyberData デバイスを Zoom Phone にプロビジョニングする際に問題が発生した場合は、ファームウェアをバージョン 20.0.4 にロールバックしてください。
その他の SIP デバイス
注: これらの SIP デバイスはゼロタッチ プロビジョニングをサポートしておらず、限られた Zoom Phone 機能のみを提供します。 サポート対象機能の詳細については、個別の設定ガイドをご覧ください。
Spectralink
Zoom Phone は、次の Spectralink DECT デバイスに対応しています。
注:
- 詳しくは Spectralink 設定ガイド(英語)をご覧ください。
モデル |
ファームウェア |
IP-Dect サーバー |
7000 シリーズ |
1422 5110 PCS 20GA |
Virtual / 200 / 400 / 6500 |
Zoom Phone は、次の Spectralink Versity デバイスに対応しています。
注:
- 詳しくは Spectralink 設定ガイド(英語)をご覧ください。
モデル |
ファームウェア |
Spectralink Versity Biz Phone - Versity 92 / 95 / 96 |
2.2.1.1114 |
Konftel
Zoom Phone は、次の Konftel Conference Phone に対応しています。
注:
- 詳しくは Konftel 設定ガイド(英語)をご覧ください。
モデル |
ファームウェア |
Konftel 800 Conference Phone |
1.0.5.1.3 |
こちらの記事は、「Zoom Phone Certified Hardware」を元に作成しました。
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