Zoom Phoneを利用している場合、Zoomクライアントを使用して発信した通話や不在着信を含む着信の履歴を確認できます。連絡先の統合を有効にしている場合、通話履歴エントリから新しい連絡先を作成することもできます。
注:
- Zoomクライアントでの履歴の確認は日付や連絡先のフィルタリングができません。日付や連絡先でのフィルタリングが必要な場合、Zoom Webポータルで通話履歴と録音の確認を行います。
- 管理者が別のZoom Phoneユーザーの録音へのアクセスを許可した場合、Zoom Webポータルからのみ録音を確認できます。
- デフォルトでは、管理者だけが自動録音へアクセスできます。自動録音が確認できない場合は、管理者にアクセスを許可するよう依頼してください。
- デフォルトでは、自分自身が行ったアドホック録音 (通話コントロールを使用して開始した録音)の再生、ダウンロード、削除ができます。録音が表示されない場合は管理者にアクセスを許可するよう依頼してください。
- 通話履歴と録音はZoomデスクトップクライアント、モバイルアプリの間で同期されます。これは不在着信等がある場合の通知アイコン(赤い丸のアイコン)が含まれます。例えば、デスクトップクライアントで通話録音を再生すると、モバイルアプリの通話録音に関する通知アイコンも削除されます。
この記事の内容は下記のとおりです。
前提条件
- Zoomデスクトップクライアント:グローバル最小バージョン以上
- Zoomモバイルアプリ:グローバル最小バージョン以上
- Zoom Webアプリ
- Zoom Phoneライセンス
注:管理者が他の内線番号の通話録音へのアクセス権限を割り当てた場合、詳細については通話録音へのアクセスに関する管理者の記事を参照してください。この記事では、自分の通話録音の表示についてのみ説明します。
通話履歴と録音の確認方法
Windows | macOS | Linux
通話履歴を表示したり、通話録音を保存するには次の手順に従ってください。
- Zoomデスクトップクライアントにサインインします。
- [電話]タブをクリックします。
- [履歴]タブをクリックします。
最新の通話履歴が上部に表示されます。
注:通話履歴エントリの識別についてはこちらをご確認ください。 - タブの下のドロップダウンメニューをクリックして、不在着信または録音された通話ごとに通話履歴エントリーをフィルタリングします。
注:発信者が非通知で発信してきた場合はエントリの削除のみ利用できます。 - 通話履歴エントリーの上にマウスを移動させると次のオプションが表示されます。
- 電話番号がZoomの内部、または外部の連絡先、または同期された連絡先に属している場合は、プロフィール写真にカーソルを移動させると追加のオプションを表示します。
- Zoomの内部、または外部の連絡先に所属する場合、ユーザーの連絡先カードと[チャット]、[ミーティング]、[発信]の追加のオプションが表示されます。
- サードパーティからの同期された連絡先の場合、同期元のサービスの名前と電話番号を含むその連絡先に追加されたすべての一般的な情報を連絡先カードとして表示します。
- 電話アイコンをクリックすると通話履歴に記録された番号へ発信します。
- 通話が録音されている場合は再生アイコンをクリックしてその通話の録音を再生します。
- [...]をクリックし、次のオプションを利用できます。
- ビデオミーティング/音声ミーティング/チャット(Zoomの内部または外部連絡先として登録されている場合のみ):連絡先とのミーティングやチャットを行います。
- コール詳細を共有:時間、相手の電話番号等、通話履歴の情報を別のユーザーへチャットで共有します。
- この連絡先をお気に入りに追加(Zoomの内部連絡先として登録されている場合のみ表示):連絡先をお気に入りに登録します。
- 番号をコピー:通話相手の電話番号をシステムのクリップボードにコピーします。
- 連絡先を作成:通話履歴エントリを使用して新しい連絡先を個人連絡先に作成します。連絡先統合が有効化されている場合はGoogle、またはOutlook連絡先として作成することもできます。作成された連絡先は[連絡先]タブに表示されます。連絡先の詳細を編集する場合は、Zoom Webポータル上の個人連絡先やGoogle、またはOutlookの連絡先へアクセスします。
- 連絡先に追加:通話履歴エントリの情報を既存の個人連絡先や同期された連絡先に追加します。連絡先の詳細を編集する場合は、Zoom Webポータル上の個人連絡先やGoogle、またはOutlookの連絡先へアクセスします。
- 番号をブロック:電話番号をブロックリストに追加します。
- ダウンロード(通話録音がある場合のみ表示):通話録音をMP3ファイルでダウンロードします。
- 消去:選択した通話履歴エントリを削除します。削除するエントリに通話録音がある場合、録音も削除されます。
- すべての通話履歴を消去する:すべての通話履歴を削除します。通話録音も削除されます。
- 通話時間:通話時間を分と秒(mm:ss)で表示します。
- 電話番号がZoomの内部、または外部の連絡先、または同期された連絡先に属している場合は、プロフィール写真にカーソルを移動させると追加のオプションを表示します。
iOS | Android
- Zoomモバイルアプリにサインインします。
- [電話]タブをタップします。
- [履歴]タブをタップします。
最新の通話履歴が上部に表示されます。
注:通話履歴エントリの識別についてはこちらをご確認ください。 - タブの下のドロップダウンメニューをクリックして、不在着信または録音された通話ごとに通話履歴エントリーをフィルタリングします。
注:発信者が非通知で発信してきた場合はエントリの削除のみ利用できます。
- 右上の[編集]をタップし複数のエントリーを一度に削除できます。
- [...]をタップし、次のオプションを利用できます。
- 通話時間:通話時間を分と秒(mm:ss)で表示します。
- 折り返し:通話履歴エントリに関連付けられた番号へ電話を発信します。
- ビデオミーティング/音声ミーティング/チャット(Zoomの内部または外部連絡先として登録されている場合のみ):連絡先とのミーティングやチャットを行います。
- コール詳細を共有:時間、相手の電話番号等、通話履歴の情報を別のユーザーへチャットで共有します。
- この連絡先をお気に入りに追加(Zoomの内部連絡先として登録されている場合のみ表示):連絡先をお気に入りに登録します。
- 番号をコピー:通話相手の電話番号をシステムのクリップボードにコピーします。
- プロフィールを表示(関連付けられた電話番号が内部、外部の連絡先、または同期された連絡先に登録されている場合のみ):連絡先情報を表示します。
- Zoomの内部、外部連絡先については、ユーザーの連絡先カードとミーティング、チャットのための追加オプションが表示されます。
- 同期された連絡先の場合、サードパーティサービスのサービス名とその連絡先に追加されたすべての電話番号を含む一般的な連絡先カードが表示されます。
- 新規連絡先の作成
- 既存の連絡先に追加
- Zoom連絡先として招待:
- 番号をブロック:電話番号をブロックリストに追加します。
- 項目を削除:選択した通話履歴エントリを削除します。削除するエントリに通話録音がある場合、録音も削除されます。
- 通話が録音されている場合は、録音マークをタップして次のオプションを選択します。
- 電話アイコン
:通話録音に関連付けられた番号へ発信します。
- 共有アイコン
:通話録音の音声ファイル(MP3)を共有または保存します。携帯電話にインストールされているアプリにより異なるオプションが表示される場合があります。
- 再生アイコン
:通話録音を再生します。スピーカーフォンで再生する場合は[スピーカー]をタップします。
- ごみ箱アイコン
:選択した通話履歴を削除します。
- 電話アイコン
Zoom Webアプリ
- Zoom Webアプリにサインインします。
- [電話]タブをクリックします。
- [履歴]タブをクリックします。
最新の通話履歴が上部に表示されます。
注:通話履歴エントリの識別についてはこちらをご確認ください。 - タブの下のドロップダウンメニューをクリックして、不在着信または録音された通話ごとに通話履歴エントリーをフィルタリングします。
注:発信者が非通知で発信してきた場合はエントリの削除のみ利用できます。 - 通話履歴エントリーの上にマウスを移動させると次のオプションが表示されます。
- 電話アイコンをクリックすると通話履歴に記録された番号へ発信します。
- 通話が録音されている場合は再生アイコンをクリックしてその通話の録音を再生します。
- [...]をクリックし、次のオプションを利用できます。
- 番号をコピー:通話相手の電話番号をシステムのクリップボードにコピーします。
- 削除:選択した通話履歴エントリを削除します。削除するエントリに通話録音がある場合、録音も削除されます。
- すべての通話履歴を消去する:すべての通話履歴を削除します。通話録音も削除されます。
- 通話時間:通話時間を分と秒(mm:ss)で表示します。
Zoom Webポータル
通話履歴を表示する
- Zoom Webポータルへサインインします。
- [電話]をクリックします。
- [履歴]タブをクリックして履歴を表示します。
- 画面上部の検索オプションを使用して通話履歴を日付または連絡先でフィルタリングします。列の最上部をクリックし、エントリを並べ替えることもできます。
- 通話履歴エントリについて次のオプションを利用できます。
- 内部の連絡先のユーザーの場合、番号とともに連絡先情報が表示されます。
注:連絡先統合を有効化している場合でも、Zoom Webポータルで確認できる履歴には、同期された連絡先情報が表示されません。同期された連絡先はZoomデスクトップクライアントで履歴を確認し特定する必要があります。 - 発信した通話については連絡先、または番号の横にアイコンが表示されます。
- [結果]列を参照して、通話ステータスを(通話接続済み、通話キャンセル済み、レコーディング済み、等)と確認します。
- コールキューからの着信に応答した場合は[結果]列にコールキューの名前が表示されます。
最後の列の[詳細]をクリックしてコールキューの詳細を表示します。 - 発信者が番号非通知で発信してきた通話の場合、エントリには[Anonymous]と表示されます。
- 内部の連絡先のユーザーの場合、番号とともに連絡先情報が表示されます。
- 通話履歴を管理するには次のオプションを利用します。
- 通話履歴を削除するには[...]からオプションを開き、[削除]をクリックします。
- 複数のエントリを一度に削除するには、連絡先や番号の左に表示されるチェックボックスをクリックし、上部の[削除]をクリックします。
- 電話番号をブロックリストに追加するには、連絡先や番号の左に表示されるチェックボックスをクリックし、上部の[ブロック]をクリックします。
通話録音の表示と保存
- Zoom Webポータルへサインインします。
- [電話]をクリックします。
- [レコーディング]タブをクリックし通話録音一覧を表示します。
- 録音を検索して識別するには次のオプションを利用します。
- 上部の検索ボックスを利用して、連絡先名や電話番号で通話履歴をフィルタリングします。
- 管理者が別のZoom Phoneユーザーやコールキューの録音へのアクセスを許可した場合は、[レコーディング(すべて)]のプルダウンをクリックし、表示するレコーディングを変更します。
- 発信した通話の録音については、アイコンが表示されます。
- 通話録音を管理するには次のオプションを利用します。
- 再生:録音時間の右に表示されるアイコンをクリックし通話録音を再生します。
- ダウンロード:右の列の[...]から[ダウンロード]をクリックし録音ファイルをMP3ファイルとして保存します。
- 削除:右の列の[...]から[削除]をクリックし選択した通話録音を削除します。複数のエントリを削除するには連絡先や番号の左に表示されるチェックボックスをクリックし、上部の[削除]をクリックします。
デスクトップクライアント、モバイルアプリ、Webアプリで通話履歴エントリを特定する方法
発信者ID
- 番号が内部連絡先に属している場合、Zoom PhoneはZoomプロフィールに登録されている名前を表示されます。Zoom Phoneの内線番号も表示されます。
- 番号が同期された連絡先に登録されている場合、サードパーティサービスで設定されている連絡先の名前を表示します。
注:同期された連絡先は現在、Linux、iOS、Android、Webアプリではサポートされず、Windows、macOSのデスクトップクライアントでのみ表示できます。Zoomモバイルアプリの利用で、電話の連絡先の一致が有効化されている場合、電話の連絡先で登録されている名前を表示します。
アイコンとラベル
- 応答した着信は黒字で表示され、不在着信は赤字で表示されます。
- 発信通話には番号の左に受話器マーク
が表示されます。
- 録音された通話には、電話番号の下に録音マーク
が表示されます。
- コールキューを介してルーティングされた着信には、コールキュー名が表示されます。
- 番号非通知のユーザーからの着信の場合[anonymous]と表示されます。
この記事は「Viewing call history and recordings」を基に作成されました。
__________________________________________________________________________
Zoomに関するご要望はこちらから
今後のコンテンツやサービスの検討のため、ぜひ忌憚なきご意見をお寄せください
※こちらにご記入いただいた内容は外部公開はされません
※お問い合わせフォームではございませんので、回答が必要なご質問については営業/ 当社サポートまでお問い合わせください